Thursday 30 September 2010

【Diary】9月のFBと10月の目標

まさかのウィルス性胃腸炎で、9月最後の2日間を布団の上で過ごしていました。
今はだいぶ良くなりましたが、昨日とかヤバかったすね。

食べたもの・・・ウィダインゼリー(ビタミン)2個。ハーゲンダッツ(パンプキン味)1個
飲んだもの・・・ポカリスエット(500ml)3本

以上。。。
朝起きて体重測ったら中1の時と同じくらいの体重になってたっていうね。
今日はちょっと反動で複数回にわたって食事を取りました。
昨日は高熱とそこからの頭痛で何もできませんでしたが、
今日は熱と頭痛が午後のは引いたので弟が貸してくれたゲームを寝床でやりながら、
久々に超怠惰な1日を過ごしました(有休てすばらしいw)。

てか、9月って夏休みもあったからほとんど働いてないっていう。
11日位?しか会社に行ってないですw

ま、良くも悪くもこの2日間の休息を機に、気持ちを改めたいと思います。

それでは今月、9月の目標は、
①APの勉強を進める
②時間管理のためにデータを取る
③NLPの資料をまとめる
④簿記の勉強を再開する
⑤Javaの勉強を始める


でした。
4、5に関しては程度の差こそあれ、とりあえずスタートしました。
3はこの前作成したので、OK。
1は過去問を一通り解き終わって、今の所アベレージで午前・午後ともに6割程度。
2は休みが多かったのと、最後で体調を崩したため、あまり記録できず、方法を変える必要がありそう。

上記しましたが、9月は半ばに夏休みが会ったので、
京都に帰省して祖母や関西圏にいる友達に会ってきました。
色んな所に、色んな知り合いがいることは有難いことだなと再確認しました。



綺麗な景色に出会えたこともラッキーでした。
(写真は法隆寺でのもの)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
さて、10月の目標ですが、
①APに合格する
②時間管理の方法を半月で考え、半月間実践する
③仕事の精度を上げる


の3点で行きたいと思います。
①は17日まで残りの時間を有効に使って詰めていきます。
③は最近仕事のリズムがなくなって、正確性が少し欠けてきたので。

こんな感じで来月も1ヵ月頑張ろうと思います。

Saturday 25 September 2010

【Thesis】NLPについてちょっとまとめ 25.9.2010


Nuero Linguistic Programming(神経言語プログラミング、以下NLP)は、「心理学」と「言語学」をもとに体系化された「実践的コミュニケーション心理学」である(加藤 2009)。「五感と言語による体験が脳のプログラムを作り、行動を決定している。」ということを前提に、学習の4段階プロセス(「無意識的できない」→「意識的できない」→「意識的できる」→「無意識的できる」)を経て、物事をできるようにすることを目的としている。

脳や意識にはいくつかの特性がある。その端的な特徴は脳は「想像」と「現実」の区別がつけられないという点だ。人生は無意識によってコントロールされているとも言え、ゆえに言葉の力で意識を方向付け無意識をコントロールすることには大きな効果がある。

 NLPについて考えるためには、まずコミュニケーションにおける情報のあり方について考える必要がある。まず前提としてコミュニケーションの意味は、受け取る側の反応にあることが挙げられる。そして、次に留意すべき点が3つある。

まず1点目はコミュニケーションの9割は非言語の情報であるということだ。著名なメラビアンの法則でもコミュニケーションの実験において、話の受け手側に伝わる情報は、話の内容などの言語情報が7%、口調や話の早さなどの聴覚情報が38%、見た目などの視覚情報が55%の割合という結果が出ている(Wikipedia 2010)ゆえに、コミュニケーションにおいては言語情報ではなくその他の非言語情報が主なものであることを留意する必要がある。

 次に2点目は、言葉伝える段階で変容するということだ。まず、言葉にすることで情報は「省略」されてしまう。そのため、質問で省略された情報を復元していくことがコミュニケーションでは重要となる。また、言葉は受け手によって捉え方が変わってくる。その顕著な例としてフィルタリング(歪曲)、ジェネラライズ(一般化)が挙げられる。情報が伝播する過程で歪曲されたり、一般化され、もともと保持していた意味から離れてしまうことは日常でよく見かける事象である。この点にも留意しなければならない。

 そして3点目は、言葉を相手に伝えるためには「信頼関係」が重要な因子になる。信頼関係がない相手の言葉を人は受容することはなかなか無い。逆に信頼関係がある相手の言う事に関しては、良かれ悪かれ人は従う傾向がある(例えば新興宗教の教主と信者もこの関係だと言える)。フランス語で「橋」という意味の言葉を使い、人と人と間に信頼関係の橋が渡されている状態をラポールのある状態と言う。コミュニケーションにおいて、信頼関係が重要であることも留意しておくポイントである。

 以上の点を踏まえ、何点かNLPの特徴を挙げてみたい。
 第一に特徴的なのは、NLPではコミュニケーションにおいて「優位感覚」というものを規定している点がある。上記でも記載したようにコミュニケーションの9割が非言語であり、人は五感をフル活用しながらコミュニケーションを取り合っている。そしてNLPでは五感に加えて人にはそれぞれ「優位感覚」という感覚が存在しているとしている。優位感覚には3つの種類がある。視覚(Visual)優位、聴覚(Auditory)優位、身体感覚(Kinesthetic)優位である。それぞれの頭文字をとりVAK理論とも言われる。例えば視覚優位の人は図など視覚的な要素を用いて物事を考える傾向がある、聴覚優位の人は物事を論理的に捉えることができ、自分の内面とのタイを重視しながら会話を行うなどの特徴がある。この優位感覚を考慮しながらコミュニケーションを図ることは、より効果的なコミュニケーションを行う上で重要となる。

 次にリフレーミングもNLPを特徴づける要素である。リフレーミングとは特定の行動に対して、枠組みや視点を変えて、本人にとっての意味づけを肯定的に言い換えることである。ポジティブシンキングと似ているように感じるが、ポジティブシンキングがリスクとなり得る状況や要素を半ば無視してしまうことが多いのに対して、リフレーミングは安易に問題を解決せず、枠組みを変えることを重要視する。

 リフレーミングには2つの種類がある。まず1つは状況のリフレーミングであり、これは特定の行動を起こしている環境や状況を役立つ場面へと言い換えることを目的としている。もう片方は内容のリフレーミングで、こちらは状況は変えず、本人にとっての意味づけを肯定的に言い換えることを目的としている。

 そして、脳と無意識の作用を利用したアンカリングという手法もNLPの特徴である。アンカリングには、リソース・アンカー、スタッキング・アンカー、空間アンカーなど、いくつかのアンカリング方法があるが、その目的とする所は、「情報」と「反応」を結び付け、役立たせる状態を作ることにある。例えば、大人数の前でプレゼンテーションを行う際に、特定の行動をアンカリングすることで自身の心理状態をニュートラルな状態にする、もしくは脳を活性化させプレゼンテーションに挑むなどの状況を作り出すことができる。

 以上のように、NLPには「コミュニケーション」というものを考える上で、勉強になる点が多く、またコミュニケーション以外の点でも勉強になることが多い。今後も知識のインプット・アウトプットを行っていきたいトピックの1つである。

参考文献
「手に取るようにNLPがわかる本」 加藤聖龍著 かんき出版
「自分とまわりを変える 魔法のNLP実践トレーニング」 椎名規夫 明日香出版社
Wikipedia

Tuesday 21 September 2010

【Diary】夏休み、終了!

人生で一番短い夏休みが終わろうとしてます笑
それでも8連休だったので、文句はありません。

夏休み最終日は、
朝からプールで泳いで、
近所の公園まで走りに行って、
大学時代の友人と中野でお昼をして、
夕方は三鷹から井の頭公園経由で西荻まで歩き、
帰宅してまた走りました。

まぢ、健康w

学生の頃、夏休みといえば何かしらイベントが詰め込まれ、
大体お金も体力も夏が終わる頃には尽きていたものでしたが、
今年は絶対にそんな感じにゃならんかと思ってました。
社会人ですしね。

が、

そんなことなかったです。
学生の頃並に身軽でした。

明日飲み会なのに、お金がありません・・・w
どうしよ。

ま、何とかなるか。

8連休で、
東京、名古屋、京都、大阪、奈良とバタバタしましたが、
どこに行っても、行きたい場所、会いたい人がいることは幸せなことです。
感謝感謝。

たった一度の人生、面白いものにしたいものですな。

今月はあと4回程飲み・ランチのお約束がありますが、
その後は情報処理試験が終わるまで全てお断りして、
勉強に専念しようと思います。

試験勉強もいよいよ詰めの段階です。
明日は朝でスタバでバナナだな。

それでは。

【Clipping】東洋経済 2010年9月18日号より

「非ネイティブの英語術」なる特集が組まれていた今号。

まず面白かったデータは、増加する英語話者に対して、
その殆ど(70%)が非ネイティブであるというデータ。
2006年のデータで2010年までに英語話者が世界で20億人に達するというデータと対照的に、
英語のネイティブ率は5%以下(CIA調査)で、
下記のグラフが示すように国際交流の殆どは非英語ネイティブ同士のようです。
(「English Next 2006」より)
このようなデータから英語需要の増加という状況の共有と、
英語に対する壁の意識を緩和(英語喋ってるのは非ネイティブが多いんだよ!的にw)しつつ、
今号ではグロービッシュという言葉の概念を紹介してます。

グロービッシュの提唱者曰く、グロービッシュは言語ではなく、
英語をコミュニケーションツールとして使うために簡易化してようなもの・・・らしい。

とりあえず語彙は1500語程度あればOK。
熟語、ユーモア、比喩は使わない。

等々・・・とりあえず1年あれば習得できるそうです。
たしかに単語とか比喩とかそこまで覚えてなくても、
コミュニケーションは図れるもんだしね。

情報処理が終わったら英語のレベルの引き上げをしたいと思っているので、
ちょっと注目してみたいと思います。

その他、今号は英語学習のヒントが沢山載っていて参考になりました。

Tuesday 14 September 2010

【Diary】夏休み初日

夏休み初日。
殆ど寝てました。。。笑
二日酔いを引きずりつつ、5時に起床。
で、2度寝して9時半にプールへ。
久々のプールで1時間程泳ぎ、帰宅してうたた寝してから昼ご飯を食べランニングへ。
帰宅してからまた昼寝して夕方に目が覚め、色々と雑務をして夕飯前にランニング。

基本、泳いで、走って、寝ていた夏休み初日でした。
読む本いっぱいあるのですが、今日1ページも読んでませんw

来週火曜まで夏休みですが、
とりあえず明日から来週月曜日までは京都に帰省します。
夏休み中は、
・新しく購入したAPの問題集(過去4回分の問題)を終わらせる
・上の写真の本のうち2冊を読み終える
ことを勉強面では目標として、
あとは色々友人・知人に会ってリフレッシュできればなと思います。

でわ。

Sunday 12 September 2010

【Diary】9月前半

いちおう、メモ的に振り返っておこうと思います。
来週は夏休みで京都に帰ってネット環境から離れるので今のうちに。

12日間過ぎて、
生活のリズムは相変わらず。
出社前・後がスタバでそれぞれ1時間勉強。
朝はAP、帰りはコトラーのマーケティング・マネジメントを読むか業務内容の反省・整理とか。

で帰宅してから夕飯前にランニング。で、夕飯。
その後は勉強・・かな。
飲み会のない日はこれがデフォルト。
12日間で飲み会は3回。今月は飲み会が多いね。

ただ、夏バテの影響等であまり帰宅してからは勉強できなかったかなというのが今のトコ所感です。
あと自宅だとやはり勉強が捗りにくい。

理由としては、
・業務などでちょっと疲れたことがあった
・Youtube見ちゃった
・飲み会の次の日はコンディションが悪い
・すぎに横になれる

というところ。
Youtubeに関してはPCの画面をロックするソフトをDLしたのでそれを使い、
眠くなったら立ちながら本を読むような、何か眠気に対抗する手段が必要みたいです。
あとは人に会う量を調節したりかな。。。

進捗目標として10日までにAPの復習が終わっている予定でしたが、
また未達。
夏休みが始まる明後日までには終わらせるので、明日完了させます。

夏休みの予定はまた明日にでも書いてみようかな。
それでは。

【Clipping】東洋経済 2010年9月10日号より

あー、暑い!
しかしながら、明日を乗り切れば秋に季節が進むらしいですね according to NHK
頑張りましょう。

巻頭の方にあったAppleの動画配信をする「アップルTV」の新製品についてのニュース。
そもそもAppleがこの初代機を2007年には投入していなことがびっくりでしたが、
今回の新製品はあらためて価格を大きく下げて$99(従来は$229)で販売することに驚きます。
Apple TVについてはこの辺のサイトを見ればわかるかな?
↓↓↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/Apple_TV
http://www.apple.com/jp/appletv/what-is.html
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1009/10/news011.html

基本的にネット経由でTV番組を買うスタイルのこの製品。
今後は99セントからのレンタルサービスも始めるそうです。

今回、この製品を刷新して再投入したのには、
米国の大手メディアが共同展開している同様のサービスや、
Youtubeが映画配信するかも知れないと取沙汰されていることが背景としてあるみたいです。

映像配信に関しては、音楽の配信に比べた時に地域地域で独自の縛りが存在するので、
爆発的な普及は難しいのではないかという見方を記事ではしてますが、
スティーブ・ジョブスはあくまで強気。

さてさて、どうなっていくんでしょう。
楽しみです。

Thursday 9 September 2010

【Diary】MobsterWorldとミス対策思案

朝から自分のtwitterがSPAMを撒き散らしていることを知り、びっくりしました。
多分昨夜から今日の昼くらいまでの間だったと思います。

今、割とネット上で話題に

MobsterWorld

に見事に引っかかりました笑
参考はこちらから↓
http://d.hatena.ne.jp/takoratta/20090802/1249182469
http://30tx.com/2009/08/twittermobsterworld.html
http://bluewatersoft.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/mobster-world-d.html

OAuthというものを使ったものだそうですが、
読めば読むほど感心。
すごいなーと普通に思ってしまいました。
まぁお陰様で1時間に一度位メール無視してねツイートをしなければならないのですが汗

あと、ちょっと思ったのは人の信用力について。
今回自分がSPAMメールに引っかかったのは、
SPAMを送ってきたアカウントがイギリス留学時代に通訳をした
日本の畳会社の社長のアカウントだったからというのが大きいかなと。

これが全く面識のない人だったり、
英語と縁もゆかりもない人だったら直ぐにSPAMだと気づいたと思うのですが、
普通にクリックしてしまいました。

多分、普通に考えたら
まず
英語→怪しい
の筈ですが、そこの障壁はなんなくクリアしてしまい、
このアカウントからそんなメールは来ないだろうと思ってしまったのは、
信用があるからだなと思いました。

まぁ油断大敵ですね。
迂闊でした。


で、話は変わって今度はケアレスミス対策について。
配属されて1ヵ月経ったのですが、
そろそろ気づいてきました。

ケアレスミス

が多いことに笑
まぁね、
もともとO型よりのA型(多分)だから大雑把なんですよねー。

と軽く流すわけにもいかないので、
今日スタバで30分位使って考えてみました。

まぁその辺は土日にしっかりまとめますが、
多分論理立てて仕事してないというか、
「やってみたい」が先立ってやり方が最近雑になっているなと。

OJTリーダーに負担かけるのも申し訳ないので、
ちょっと対策を講じようと思います。

でわ。

Wednesday 8 September 2010

【Clipping】日経コンピュータ 2010年9月1日号より

今日久々に本社に行きました。
勤務時間の後にユーザビリティに関するデザインの勉強会があったからです。
勉強会の内容は実際に先輩社員が作った資料等を使って、
ユーザビリティの視点からデザインを考えるというものなので、
とても面白い。
個人的には今後のことも考えると、めっちゃためになります。
どうやらこれから月に2~3回は青山の本社に行くことになりそう。

ま、フロアの入り口で、
事業部の部長
執行役員
社長
に出くわしたのは想定外でしたがw

さてさて、久々に日経コンピュータのレビューを。
まず、勤務先の会社が一番後ろの方に載っていたことが印象的でしたが、
そこはおいといて。

面白かった記事はクラウドコンピューティングの記事とFacebookの関連性の話。
Facebookは、知っている人も多いと思いますがSNSのmixiの外国バージョンといったもの。
自分も留学した時に始めましたが、mixiに比べるとアプリケーションや機能が多いと思います。
あと、個人情報が結構オープン。

入社する前は機能が多くてごちゃごちゃしてるなー位にしか思っていなかったのですが、
入ってみてあの大量の機能をどう処理してたのかなと思っていました。
で、その答えはMySQLというRDB(データベースの一種)の数千台規模で運営。
凄いですね。
そのDB、個人情報ザックザクだよ笑

で、Facebookって結構アプリケーションからDBへアクセスするような流れが多い。
あとmixiだとあまり見られないよう処理も多いです。
イメージ的には自分のプロフィール画面に他人の最新情報が更新されている感じです。
なので、処理量は圧倒的にmixiより多いと思います。

そこでFacebook社はTAOというミドルウェア(DBとAPの中間に位置するような機能)を独自に開発して、
処理の負担を減らそうとしているわけです。
そこにクラウド的な技術が使われていると。

まぁどの辺がクラウド的なのかはちょっと把握しかねるのですが・・・w

で、
ふむふむなるほどねー、と読んでいて思ったのですが、
これって入社したての4月にはちんぷんかんぷんな話だったなと。

地味にIT企業で半年近く働いている感じがしました笑

さて、今週も折り返し。
明日・明後日頑張ります。

Sunday 5 September 2010

【Review】【Book】あなたを成功に導く「表情力」―魅力を磨く47の具体例



人とコミュニケーションを取っていく上で、言うまでもなく表情は重要だ。ビジネスパーソンが業務上、社内外で成果を出すために。また、仕事以外でもプライベートで出会う人たちに魅力を感じてもらう意味でも表情は非常に大きなファクターだといえる。
本書では表情力の要件として、
① 自分の表情をコントロールできる
② 相手の表情を通して相手の気持ちを感じる力を持っている
の2点を挙げている。
まず表情をコントロールするということだが、表情は不意なことが起こった時に目の前の現象とギャップのあるものになってしまう。また怒りを感じた時などに崩れてしまいがちだ。同時に一般的に営業スマイルというように笑顔を作ることが人間関係上では無難な手段とも考えられるが、笑顔は急にしぼむことはないが、同時に急に作ることもできないという点に注意すべきだろう。著者は前に作っていた表情の残像が急に作ろうとした笑顔には残ってしまうと指摘している。
次に②の相手の表情を通じて気持ちを感じ取る力に関してだが、表情は相手とのキャッチボールであるというのが著者の考えだ。相手の表情からどのような感情を抱いているのか、例えば相手が不満を抱いているのか、それともただただ不安なのかということが読めるようになれば対処法も変わり、より友好的な人間関係を築くことができるだろう。相手の表情を読むうえでは、何よりも自分自身が感動を忘れず日々を生きることが必要だ。
 次に表情力を向上させるための手段だが、まず一つ目に「視線」がある。視線をコントロールし、目が泳がないようにすることが重要だ。目が泳ぐと挙動不審に見える上、視界が極度に狭くなるという欠点がある。視線を安定させ、大事な時に大事な場所を見る上ではいくつかのコツがある。まず一つ目は遠くを見ること。遠くを見ることで視線を安定させることができる。また傾かないといことも重要だ。そして相手の目を見つめるのではなく、相手の中心を見ることを意識する。視線は相手とのキャッチボールであることを意識して、柔らかい軌跡を描くように視線を配することがコツになる。
 次に表情から力を抜くことだ。力を抜くための有効な手段としてハミングすることを著者は挙げている。また、力を抜いて活き活きと話しているように見せるために口を大きく開けて話そうとする人がいるが、これは逆効果になる。口を大きくあけるのではなく、口内で奥歯の感覚を開けることで笑顔が自然になる。また、目の前の空気を吸いにいくのではなく、胸の前の空気を吸いにいくように意識することも効果がある。言わずもがな、姿勢も非常に重要である。
 最後に、筆者は最も力を発揮できる表情として仏像の表情を例として挙げている。仏像の表情は左右のバランスが取れ、力も抜けているため最も力を発揮できる表情であるということだ。

Saturday 4 September 2010

【Review】【Book】スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン―人々を惹きつける18の法則



本書の構成は3つのステップから成り立っている。
① ストーリーをつくる。
② 体験を共有する。
③ 仕上げと練習を行う。
の3点だ。
まずスッテプ①のストーリーを作るという点に関しては、そもそもプレゼンテーションの目的が何か、という点を考えてみる必要がある。なぜならプレ ゼンの対象が聴衆(オーディエンス)であるということを忘れているプレゼンターが多いからだ。この点が分かれば、プレゼンテーションにおいて重要なのはス ライドにいかに情報を詰め込むかという点ではなく、いかに聴衆を惹きつけるのかというストーリーが重要になってくることが分かる。
 オーディエンスに分かり易いプレゼンテーションを作るためにはいくつかのポイントがある。まずは聴衆が求めている一番大事な問いに対する答え を、きちんと分かり易く伝えること。そしてヘッドライン(短くて印象的なセンテンス)を考えること。プレゼンを構成する前からそれを規定し、考えたヘッド ラインに基づいて一度アナログの媒体(例:紙とペン)で構成をまとめること。また話の分かり易さという観点で考えれば、メタファーやアナロジーを使うこと や、ロードマップ(話の見通し)を示すことで聴衆に分かり易いプレゼンを提供することができる。
 次のステップ②だが、ジョブスのようなプレゼンテーションを行う上では、「体験を共有する」ということを忘れてはいけない。人には「目で感じる 人」、「耳で感じる人」、「体で感じる人」(NLPでいう所のVAK)が存在する。その各カテゴリーの人間全てに訴えかけるようなプレゼンテーションを行 う上では、デモンストレーションを行うことが効果的だ。    
また、技術的な面で言えば、プレゼンのスライドは簡素にし、難解な言葉を少なくし、前ステップのヘッドラインのようなキレの良い短い言葉を使うこ となどが挙げられる。人はメラビアンの法則によれば、他者が話していることの7~8割位は聴いていない。しかしながら、人は言われたことは忘れてもその 時、その場所で感じたことはなかなか忘れない。ゆえに、予想外の仕掛けをプレゼン内に施し、サプライズを行うことには大きな効果がある。
最後に、「仕上げと練習を行う。」ステップ。ジョブスのように抜群にプレゼンテーションが上手な人間でも、決して練習を怠らない。プレゼンテー ションをナチュナルに、簡単そうに魅せるためには隅から隅まで練習する時間を確保する必要がある。また、話し方の姿勢として、本書ではアイコンタクト、開 いた姿勢、手の使い方の3点を挙げている。喋り方にも言及しており、話し方の抑揚、間、音量、スピードという点から指摘を行っている。プレゼンテーション を行う上で、何よりも重要なのはプレゼンテーションをインフォテイメント(info+ entertainment)として、情報を伝達する課程を楽しむことだ。
 本書は効果的なプレゼンを目指す人にとって、とても有意義な本だと思う。

Wednesday 1 September 2010

【Clipping】東洋経済 2010年9月4日号より

マンション・ゼネコン特集だったわけですが、
そこはまぁ置いといて。。。笑

Books&Trendsのコーナーに出ていた、高田朝子さんという方のインタビューが面白かったです。
この方は「人脈のできる人」という本を書いているらしいのですが、
言っていることが全うで、ちょっと一安心しました。

結構巷では、「How to 人脈作り」的な、「人脈形成戦略」的な、本が溢れているわけですが、
あれって何だかおかしいよなと前々から思っておりまして。

人脈は大事だと思います。
本とか読んで、戦略を持って人と付き合うのも大事だと思います。

でも、ビジネスライクな、
なんというか損得勘定でかつwin-winじゃないような関係って長続きしないよねと思うわけです。

高田さん曰く、
「相手とは長期の関係になってこそ人脈。人脈は「生きもの」と肝に銘じたほうがいい。」。

面白いことに、彼女が面接調査した結果によると、
何かしらの修羅場をともに潜り抜けた人を人脈のメンバーとして考える人が多いそうです。
自分も考えてみると、自分が真に絆があると思うのは家族を抜かせば、
やはり何かしらの修羅場を一緒に潜り抜けた仲間だと思います。

そんなわけで、薄っぺらい人間関係じゃなくて、
しっかりとした信頼関係を築きながら人脈なるものを形成していけたらなと思った今号でした。

そのためにはやはり、人一倍努力をして、自分に自信を持って色々な行動にコミットしていかないとね。

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