Friday 20 March 2009

Theme of my life in London

As a result, I’m here in my own room.

The Last of Weekend(http://cameluk2008.blog.shinobi.jp/Entry/217/)にIFEの感想と帰国しての感想を加筆して修正。

日本帰ってきたら、一年ぶりのdesk topのキーボードが打ちづらい事この上ない笑
まるで他人のパソコンを使っているよう。
空港からの車中で景色を見ながら、英国を想い、物悲しくなった。

とりあえず、留学を振り返る。

<発見と反省点>
まず、「嫌いなものから食べる」の心理で反省から。

留学の前年度(2007年度)は自分の今までの人生の中でも、最もストイックで、最も成長し考えた年だったと思う。
正直な所、それに比べると留学期間は自身のストイックさにも、成長性にも多かれ少なかれ不満が残る1年だった。
何がその違いを作ったかと言えば、いつも傍らに自分を理解している人間と、大切な人と、必要としてくれる人達、そして支えてくれる家族という存在の有無だったと思う。

別に今年こっちで全く良い出会いがなかったというワケでは決してなく、
必要とされなかったワケでも、友達ができなかったワケでもない。
いや、むしろ出会いは沢山あったんだよ、ホント。

曖昧な人間関係の中にも、何か心地の良いものを見つけられたから。
ぼんやりとして掴み所のない感情の中に愛せるものを見つけられたから。
誰かに、何かを拠り所に安息を求めるのではなく、常に変わろうとする行動の結果にこそ誰もが求める「安息」があるのだと思えたから。
引けば、老いる。
老いれば、死ぬ。
求めるものは安息のための変化であり、安息のための妥協ではない。
また一つ、矜持たるものを見つけられた。

今年は正直、独りでの戦いでもあったなぁと思います。勿論、友達には支えてもらった部分はあった。
ただ、何かあっても相談する人が距離的にも物理的にも心理的にも存在しなかった。
まぁ元々誰かに何かを相談するタイプではないし笑
割と頑固だし笑

ただ捌け口がなかったのかなーと。
だから一時期、てか結構長い間心のバランスがどっかで微妙に崩れていたし、しっくりいかない事が多かった。
ちょっと疲れちゃった笑

自分はあんまり人に溶け込むのが下手な方ではないと思っていたけど、適応が完全には上手くいかなかった。良くも悪くも自分は日本人、そして中央大学の総合政策学部で3年間を過ごしているんだなーと思うこともしばしばあったし、今もそう思ってる。
なんていうか、ドグマに陥ってた、狭い世界で生きていた感じ。
いつの間にか居心地の良い井の中で蛙になっていた自分は自分の中の傲慢さと、良く分からないコンプレックスと、優越意識と視野の狭さを最後まで修正しきれなかったなと。

別にこれは後悔ではなく、発見であり反省。
生活のフィールドが違う人が沢山いました、ここには。
日本にいては出会えなかった彼ら彼女らに出会えた事は良かった。振り返ってみれば、前より一歩、自分の立ち位置みたいなものを知ることができたと思う。

いつでも、こういう発見と反省から学ぶべきことは多いから、めもめも。

<セカイの拡大>
反省点を置いて、他の面を見渡せば、完全なモラトリアム笑
びば・モラトリアム。ありがとう、ぱぱままで笑
代償は親への借金350万円也と就職活動への乗り遅れですが・・・orz

閑話休題

モラトリアムの間で確実に自分の見識・見分という意味でのセカイは広がったと思います。

【旅行】
旅行という点でみれば、イギリス以外ではフランス(パリ、リヨン、南仏)、スペイン(バルセロナ)、フィンランド、スウェーデン、モロッコに行ったし、イギリスだけで見ても、東西南北、同期の子の誰よりもイギリス中を歩き回りました。多分、日本人の中でもイギリスで回った都市・地域だけで言えばトップクラス笑

色々な場所に行ったけど、印象的だったのは最初の旅だった英国ランズ・エンド、クリスマスに行ったサハラ砂漠、そして夏休みのナロー・ボートの旅。あーあとフィンランドで車に轢かれかけたとか笑
特にナロー・ボートでオックスフォードからテムズ川を4~5日間男4人で旅したのは、メッチャ良い思い出。

まぁよく考えてみると、一生ものの思いでばっか笑

【人との出会い】
人という面で見ても、ホントに多種多様な人に出会ったと思います。肌の色が違うのは勿論、英語以外の言語もバンバン聞いたし、宗教の違いも感じたし、考え方、人への接し方、生き方、文化のありよう・・・云々かんぬん。
どんだけ多種多様なのさって感じ。
また、外国人(という言い方が正しいかは疑問ですが)だけでなく、プログラム同期の日本人やこっちで出会った日本人も、あんまり日本では会った事もないキャラクターな人が多く、なんだか苦笑いの連続だったと思います。「はは笑」みたいな。自分も日本では「変わってる」って言われる事がしばしばありましたが、そんなの比じゃなかったからサ笑。濃いメンツに囲まれていたと思います。最後の最後まで濃過ぎてびっくりでした。

日本での生活フィールドが違う人が多かった。今まで自分が全く興味持ってなかった分野で頑張っている人たちに沢山出会いました。こっちに来たからこそ出会えたという事実に再度感謝です。

なんていうか、怖いものみたさではありませんが、今後どんなキャラ強い人に出会ってもあんま驚かないような気がしてなりません。

これもある意味成長だと・・・笑

【インターン】
これもまた、見聞を広めてくれた。
JETROでやった5か月間のインターンで特に「このスキルが身に付いた」とかない。というか、良い意味でそういうインターン(非常にプログラムされた日本のインターンみたいなやつ)ではなかったので。
直属の上司も、職場の方も人間的にできた方が多く、見習うべき所が沢山ありました。
また上司の計らいで話を聞けた商社マンやメーカーの方、その他日本企業、現地企業、その他もろもろの社会人の皆さんとの出会いは、良い意味で、時に反面教師的に(笑)自分の中に落とし込める考え方・思想・生き方をもたらしてくれました。

仕事の内容は今までの経験の中でやったことがあるものの使用言語が日本語から多少英語に変更する場所がある位で、そんなにすごい発見があったわけではありません。
しかし、実際に社会に近い場所で働くことは未来を具体的にイメージするという点でとても有意義でした。

政府系機関という事で、ビジネスの面だけでなく、省庁というガバメントと関わっている話を聞けた事も貴重な体験だったし、そもそも日本のねじれ国会のせいでなかなか予算が降りてこなくて、「まぢ、中川と小泉しね」と思った事など、良くも悪くも人生で初めて政府の影響力みたいなものを感じました笑

JETRO発行の情報誌の原稿を書かせてもらったり、欧州最大規模の食品見本市の日本パビリオンの運営を手伝わせてもらったり(この集大成は明日以降ですが)、出版社やら広告会社やらに連絡して雑誌に広告や記事を掲載してもらったり。。。リヨンへの日帰り出張を含め、色々な所にも連れて行ってもらったし、本当に充実したインターンだったと。
社会人であることとインターンであることの違いの中で、なんとなくジレンマを感じる事もありました(責任の所在の薄さとか)が、それを考えても貴重な経験だったしJETROインターン受け入れまで手伝ってくれた前チューター、それにJETROの職員の皆様には感謝しています。
お別れカードを頂いた時と、皆の席に回ってお菓子を配っている時、若干ウルってきました。

【IFE】
帰国前5日間は殆どIFE(International Food & Drink Event)に掛かりっきりだったのですが、色々あったけど楽しかった。
懇親会のセッティングでミスったり、土壇場で色々ひっくり返ったり笑
いちお取り乱さず冷静にいれた事は、2年前のイベントで急患者が目の前で出たことがあったからでしょうか。
社会人のレベルでも学生のレベルでも、何か運営をするという事の行為において求められるものは大差なく、過去の経験が点となり、線となっている。そう思えた。

<英語>
英語は・・・・どうでしょう笑
明らかに伸びたとは思います。というか、伸びました笑
いちお喋れるようになった。まだまだだけど。
TOEICのスコア的には多少不満があるけど、それでも実際に「話す」事ができるようになったのは大きいかなと思います。TOEICにしても、一字一句一音違わず一緒だったものを受けたため、スコアは905までいったしね。

いずれにせよ、一人で海外に来るのが初めてだった事や英語を実際使う機会がこっちに来るまで全然なかったことを考えれば、話せるようになった事もTOEICでまずまずの点数を取ることも、必然の結果なんだよね笑
どんだけ頑張ったってネイティブにはなれないし、むしろなる必要はないし、根本的に理解しあうことは難しいけど、ここで一歩を踏み出した英語が上達することはあっても錆付かないように、日本帰ってからも勉強しなきゃなと。

<総論>
心から、この留学について後悔も悔いもない。
やりきった感があるし、プログラムから吸収できるものは、ほぼいっぱいに吸収できたと思う。

それでも心情では、一年間というのは何かを失って、何かを得るには十分すぎる長さだったと思う。
得たものの中には今後の人生で役に立ちそうなものがいっぱいあるし、失ったものの中には、かけがいのないものもあった。

「人生は生きる限り、迷うものだ。」

と、どっかの誰かが仰った通り、今年は迷いだらけ。失敗の連続。
そして今後も多分迷い続けて失敗も沢山するだろうけど、だからこそ人生面白いし成長もできるのかも知れない。
なんだかそんな当たり前の結論に、一年間回りまわって収まったと思う笑

迷いだらけだったのも他者に対して許せない事が多かったのは、自分の弱さ。そしてもう一つ気づいたのは自分の理想の対象となる存在の不在。もう22歳なんだから上から引っ張られるんではなく、下を引っ張る年とか言われるかも知れませんが、それでも自分のチューター・メンターになる人の存在は重要だと思う。留学初期の頃は別にどうってこと無かったけど、10月頃からはどうしようもないほど影響していたかなと思う。
この点に関してはジェトロの職員さんの中にそういう人を見つけられた事は幸いでした。暫くは会えないと思いますが、連絡を取り続けてもらえるよう努力しようと思っています。

夢のようだった留学生活の想い出と、反省と、そして得たものを糧に、日本での生活を充実させていくのが今年度の目標というか、義務。
帰りの道すがら思った、「英国が恋しい」という感情は紛れもない事実で、今は日本の文化と日本人に大いに困惑、ちょっと嫌悪な感じ笑

この感覚の違和感が続くか続かないかでちょっと将来についての考え方に修正がはいりそう。

まぁ、とりあえず、この一年間の自分にお疲れ様を言いたい笑

Seja o primeiro a comentar

Post a Comment

Analysis

Followers

  ©Life is like a box of chocolates. Template by Dicas Blogger.

TOPO