Sunday, 2 May 2010

【Clipping】東洋経済 2010年5月1-8日号より

数回にいっぺんやる「トップの肖像」のコーナー。
このコーナー好きです。
今回は行政刷新会議の事務局長をされている加藤秀樹さんという方のインタビュー。
テレビでもやっている事業仕分けの仕掛け人とされている人です。

元大蔵省の役人さんだったけど、メインストリームにいたわけではなく、傍流から客観的に大蔵省の展望を見ながら何年かを過ごし、役人という立場からではなく、シンクタンクという立場から政策を提案する「政策ベンチャー」を立ち上げます。

ここで一つ面白かったのは、加藤さんは組織立ち上げに際して、組織も理念も一人で決めずに議論をしながら作ったという点。自分1人で作り上げる能力もあっただろうし、その方が確実に早いかつ自分のやりたいことをやれるような気がするけど、そうではなくネットワーク志向で一から議論をしながら立ち上げたという点がまず凄いなと思いました。

そして何よりもいいなと思ったのは、加藤さんの考え方。多分今日本の政治に最も求められているものだと思います。
「部品である政策ばかりを議論していても世の中は良くならない。」
「もっと基本的な、人の幸せとは何か、それを実現できる国の在り方を考える。」

こういう根本的な所から考えてみる必要があるのだろうなと思わず賛同してしまいました。

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話は変わりますが、

どれだけ大層な想いを持っていてもそれは口に出す度に軽くなってしまうから、
本当に大切な想いは胸にしまい込んで、
ここぞというタイミングでだけ発するべきだなと最近思います。

個人の力でも世界は変えられるかも知れないけれど、
今の自分にそれを発する力も経験もないしね。
「想いは熱く、頭は冷たく。」
頑張ります。

今からプレゼンの錬成です。

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