今週?先週?の東洋経済は「鉄道 新世紀」なる特集が組まれていたのですが、
英国における鉄道マーケットで日立が検討しているという記事しかあまり興味が湧きませんでした笑
だめですね、反省。
興味を覚えた記事は、もはや「母校」となった中央大学の山田教授が書かれている『「下降移動」社会の到来』という記事。
端的に言えば、社会を階層に分けたとすると今後生まれる、若しくは今働いている若年層は親と同じ階層化ら徐々に下降していくというもの。
そもそも、戦後からの日本は基本的にGDPは上昇し続け、物や金といった面で豊かになっていたため、子供は働けば働くほど親よりも豊かになる時代が続いた。
それが一定期間続き、90年代になると「不平等社会」という名の階層閉鎖がおこり、より良い会社に勤めている人間を親に持つ子供でないとなかなか、所謂世間的によいと言われる職にはつけない時代になった。
そして、その次の段階、つまりは子供は親よりも下の階層、貧しい生活を送るという「下降移動」が徐々に起こり始めていると、この記事では指摘されている。
この記事で山田教授は自身のゼミ生の調査を元に、特に「高卒」とその家族の良好な関係(≒親の生き方の肯定)と時代背景の違い、今後の見通しについて数行を割かれているが、実感として高卒以外でもこの現象は起きつつあると思う。
人口減少が今後予想されるため一人当たりのGDPにどれほどの影響があるかは判別しかねるけど、国体としてのGDPが今後減少を続け、
企業も(土地的・人的両面での)外国への移転も大いに考えられ、国内産業はジリ貧だと思う。
加えて階層の下落も起こりつつある。
もしも「金銭」を豊かさや幸せの指標にし続けるならば、僕の世代以降の人間は決して幸せにも豊かにもなれない。
その答えが何なのかは分からないけど、
その解を得るために行動し続けることだけはできるので、そういう未来を予想しつつ行動しようとゆう想いを新たにしました。
ぬんぬん。