Sunday, 25 April 2010

【Review】【Movie】ソラニン


漫画のヒット作を映画化すると、「へ?」っていう事が個人的には多いと思います。
が、「ソラニン」はそんなこと全くなかったです。
最後に宮崎あおいが「ソラニン」を歌うシーケンスでは、正直泣きそうになりました。

映画単体で見ても良いけど、漫画を読んでるとバックグランドがある程度ある状態で見れるのでより楽しめるかと。

学生から「社会人」になることで、
今までの生活から何の変化もない未来が急にリアルになるような、
そんなモヤモヤした気持ちを上手に描いていると思います。

作中でレコード会社の人が言っていた
「大事にしたいものが変わった」
という言葉。

まだ自分にはそんな瞬間は訪れてはいないけれど、いつかそんな時が来るのかも知れない。
夢見がち大望より、ささやかな幸せを。
自分よりも、周りにいる他者を。

その時後悔しないためには、何事もとことんやらなきゃダメなのかなと映画を見て思いました。

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