Tuesday, 8 December 2009

【Review】【Book】妬まずにはいられない症候群

多かれ少なかれ昔よりましになったと思うけど、
やっぱり自分の中にある嫉妬心を拭えない。
というわけで、本で嫉妬心について少し研究してみようと考え、その第一弾。
「妬みは欲張りの別名である」(T.M.Ankles 『A style of Jealousy』)
というように、欲張りな人ほど妬み深く傷付きやすい。
そして、嫉妬心は人生やもっと大きなものを破壊する。
人は多かれ少なかれ「自分」を認められたい欲求を持っている。
でも、他人に認められることでしか自己を認証できない時に人は嫉妬心に支配される。
昇進・出世、成績といった勝敗や、
現在や未来ではなく過去でのみ他人に優劣をつけるような価値観は、
嫉妬心がなせる所だと考えられる。
それを避けるには、人生は勝ち負けでも、他人からの評価ではなく、
自分で自分の弱さや醜い所も含めて認めること。
でも、これがまた難しい。
自分は自分
他人は他人
というスタンスは精神的な成熟と完成があればこそ。
まだまだ功夫が足りません。

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