Wednesday, 23 December 2009

【Review】【Movie】東のエデン 劇場版Ⅰ The King of Eden


監督の神山健治が好きで見始めたTVアニメ版。
そして、今回の劇場版全編。
なんでこの人は、こんなに現代社会を鋭く見て作品に落とすことができるんだろうと毎回思います。
攻殻もしかり、今回もしかり。

「一億総中流」という言葉から思いついたような、
「一億総任せ」や「一億総被害者」といった言葉、
「ニート魂」といったあんまり良くないイメージを持ちそうな言葉にも意味を与えて深化させる。

なんていうか、思考能力も言語能力もレベルが高すぎ!と感じます。

今回の作品は、TV版でミサイルを撃ち落とした主人公が自ら記憶を消して失踪している所からスタート。
ヒロインがアメリカはNYまで主人公を探しにいく所から物語が動き始めます。
派手な戦闘シーンは皆無なのに、何でこんなに心を引きつけられるんだろうと思うくらいに、
あっという間にストーリーは流れて行き、最後も後篇に多くの謎と含みを持たせたまま終了。

のぉぉぉ、早く後編が見たい・・・!!
セレソン達がどうなるのか、めっちゃ気になる所です。

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