Friday, 21 January 2011

【Review】【Book】EVERNOTE「超」仕事術

倉下忠憲
シーアンドアール研究所
発売日:2010-08-18

「負荷から付加へ」というテーマを掲げている本書。
Evernoteは個人が無料で使えるクラウド上のデータベースのようなものであるが、それをどのように仕事に活かすかということが書いてあります。

そもそも人間の作業効率を下げる制約が、
1、物理的制約
2、脳の制約
3、ストレス(心理的制約)
4、ロケーションによる制約
の4つ。

特に脳に関しては元来脳は忘れっぽく、(個人差はあるけれど)覚えるのが苦手であり、記憶は曖昧化し、思い出したいときに思い出せないという制約が入る。
この部分に関して件のEvernoteを補助脳として使えば上記の制約を無効化して快適に仕事ができるというのが本書の主旨だと思います。

また現代はインターネットの登場により専門知識や情報が絶大的な力を持っていた時代から、それ以上に付加価値のある情報を創造することができる「思考力」が重要であるとし、上記の制約の負荷をなくし、情報に「付加」価値を付けれるようになるのが理想であるとしています。

そのためにどのようにEvernoteを使うかと言えば、「ポケット1つの原則」、つまり情報をデータベース上に一元化し、その中での整理方法を検索軸を使いこなすことによって実現するとしています。詳しくは本書を読めば分かりますが、なかなか便利です。
またメタノートやGTDというキーワードにも繋がってくるのでスマートフォンユーザーは一読してみても面白いのかなと思いました。

とりあえずデータをぼんぼんEvernoteに突っ込む所から始めたいと思います。

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