Sunday 7 February 2010

【Clipping】「2020年の世界と日本」

東洋経済(2月6日号)の「2020年の世界と日本」という特集。
2020年。
自分は33~34歳位の良いおっさんである。

で、2008年のデータだと、
日本のGDPは世界第2位(ていうてもアメリカの3分の1程度)、一人当たりのGDPは世界第8位。
加えて、人口は7位で国土面積は15位。
国土面積思ったより小さくないと思ったけど、それでも14位のフランスとの差が1.5倍以上。
人口は日本はフランスの約2倍だから、単純計算でも3~4倍程度人口密度が違うわけだ。

個人的に驚いたのは軍事支出が米・中・英・仏に次ぐ第5位だったということ。
意外とお金使ってるのね。

で、10年後・・・色々な予測が述べられているけど、ゴールドマン・サックスの予想では
2019年のGDP
1位・・・アメリカ
2位・・・中国
3位・・・日本
なわけだけど、驚くべきは2位と3位以下のGDPのかけ離れ具合。
2008年のデータだと日本は中国のそれに比して13%程度優位なわけですが、
2019年のデータだと、中国は日本のそれの2倍。つまり200%
一人当たりのGDPはまた話が別ですが(中国のそれは2008年時点で17位)、
この10年でどんだけ成長するのよ中国って感じっす。

もう少し突っ込んだ所までいくとGS証券の予測では、
中国は2027年までに米国をGDPで抜き第1位
BRICsは2037年までに日本を抜いていると予測。

要するに自分が50歳位の時には、
1位:中国、2位:アメリカ、3位:インド、4位ブラジル、5位ロシア、日本:6位以下

日本の人口が減るっていってもそこまでめちゃめちゃ半減とかいうわけではないので、
一人当たりのGDPもかなりの減少傾向に向かうんでしょう。

ここで思うのは、
国内にとどまり続けるという選択肢しか持たないことは、かなりリスキーなのではないかということ。
少なくとも今の生活の標準を維持するためには、今まで通りの努力や行動だけでは無理だということはデータから推察できる。

英語+αの語学を装備して波乗り的な生き方をするか、
若しくは、スモールライフ(満足できる線を今よりも下げるか)を志向するか。

自分が今考えられる選択肢はとりあえずこの2つ。
お金だけが全てではないとは思うけど、
資本主義の中で生きていればお金の強さは嫌でも分かる。

いずれにせよ、のほほんと生きているだけではやっていけないことを再確認したのでした。

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