Tuesday 9 March 2010

【Clipping】東洋経済 2010年3月6日号より


雪ですね。寒い!ホントに3月なのか!?って感じです。

今回の東洋経済は予備校特集・・・というか受験特集ですね。
この学歴社会日本に住む以上、子供の受験及び塾通いは親が取り組む大きな課題の一つだと思いますが・・・さてはて。
最近は中学受験をする子供が増えたようで記事でも取り上げられていますが、
自分の住む場所(東京都23区の端)では自分の時(10年位前)は小学校の学年で40~50人のうち中学受験したのは5~6%程度でした。
で、今は学年のほとんどが合格するか否かはおいといて中学受験をするそうです(地元のオバサンコミュニティの調査によれば)。凄いですね。。。
自分の時は塾通いって結構クラスの中では珍しかったし、勉強は家でやって放課後は校庭でサッカーしたり友達の家で遊んだりがメインストリームだった気もしますが、時代は変わりますね。
で、(将来なるかも知れないし)親として気になるのは教育投資にかかる費用。
小学校~高校で見たとき、東洋経済の調べによれば最低(公立小+公立中+公立高校で塾無し)で12年間で219万円。
で、逆に最大だと公立小+中学受験塾+私立中高一貫校+難関大学専門塾・予備校で1300万円程度。
219~1300万とかなりの開きがあるけど、小学校から私立に行く場合や塾だけじゃなく習い事なんかさせたら軽く1500万は突破しそうです。
仮に子供に小学生3年生から塾に行かせ、習い事もさせ、私立の中高一貫校に入れて予備校なんかまで行かせたら12年間で一年100万以上、子供が2人いたら年間200万以上が子供に飛んでいく計算です。ちなみにこれは高校までで大学の費用は入ってません。
30代初めでの予測される年収が400~500万だとしたら、半分近くが子供に持って行かれる計算。
考えるだけで恐ろしいですね。
とてもじゃないけど、払える気がしません。
ちなみにうちの家族は、
筆者:
公立小学校(5年生から地元の塾へ)→私立中高一貫校(高校3年の春から予備校へ)→私立大学+1年英国留学
弟:
公立小学校(3年生から地元も塾へ)→私立中高一貫校(6年間引き続き地元の塾へ)→国立大学→多分大学院へ
で、二人ともピアノやらなんやら習い事もしていたので、教育費パないです。考えるだけで恐ろしいです。推定2人で小~大の16~17年で3000万over。
お金がないと子供が持てないとは言いますが、切実だと痛感。
受験は戦争だというけど、確かに戦略的に臨まないと子供の将来も家の家計も真っ暗。
親になることがホントに大変な時代です。
あと今回の東洋経済では北川達夫さんのコラムに書いてあった、
『自分にとっての「絶対」は、必ずしも他者にとっての「絶対」ではない。それを承知の上で、自分にとっての「絶対」を追及し。それを他者にも主張するのである。多様な「絶対」と「絶対」の衝突の中から。全体としての「美しさ」「正しさ」が見出される。』
という一節がとても心に響きました。
自分のドグマに囚われることなく他者を認める、でも自分にとっての真理を追及する。
難しい、とても難しいけど重要な事です。

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