Friday, 31 July 2009

【Review】【Movie】攻殻機動隊Stand Alone Complex Solid State Society

攻殻機動隊Stand Alone Complex “Solid State Society”
神山健治監督


もう何ていうか、友人の言葉を借りると、攻殻は、

「濃い」

内容も、
音楽も、
作画も、
クオリティが高すぎて、他のアニメとは一線も二線も画している感じ。
内容の難しさと、比例するかのよう様なテンポの良さで、何度見ても何度見ても追いついていない部分が沢山あると思います。

このSSSでは、前作SAC 2nd GIGの2年後の世界。
前作のテーマが「移民」と「安全保障」だったと思いますが、今作は「少子高齢化」がバッググラウンドにあるテーマ。
現行の日本が抱える問題を上手くアニメに落としてストーリーに反映させる。このシリーズの凄いところ。

そのうち続編やらないかなーと思ったり、マンガ版も読もうと思う今日この頃です。

【Diary】7月振り返りと夏休みの抱負

(mixiの日記とほぼ同一内容)

6月は瞬く間に過ぎました。
7月も刹那に終わりました。

さてさて、8月&9月は・・・。

まず7月を振り返ってみると・・・

初旬はまだ一応就職活動してましたが、その後は英検の2次試験だったり、カタリバで高校生にフルボッコにされたり、同期・後輩・先輩とご飯食べたり飲んだり、バイトしてみたり、申し訳程度に期末試験受けてみたり・・・とりあえず予定はフルにフルでした。
そんな1ヵ月でしたが、最大の出会いは絵本の美術展に行って、もっと色んな世界中の絵本を見てみたいと思ったこと。将来の夢がまた一つ増えたのでした。

さて、しかしながら、
冷静に見てみると、blogを50回近く更新したりと意外と暇だったんじゃねとも思います笑。
ここ数日もインターンのオリエンテーションと、チューターミーティング、八王子でボランティアした以外は、Youtubeでずっと「サムライチャンプルー」見てただけだし笑
これから「秒速5メートル」と「カウボーイビバップ」を見ると思いますww

明日から、ちょっとアクセル踏もうかと。
このままだとズルズル腐りそうなので。

もうすでに夏休み入っている感は否めませんが、本格的に気分が夏休みになるのは8月から。今年の夏休みは8月1日~9月20日まで。21日から学校ふつーにあるからねw

夏休みはまずベースとして、毎日、英語の勉強とITパスポートの勉強を各々30分やること。
毎日やれば50日×1時間で50時間。とりあえず30時間を最低ラインに。

で、

夏休みの目標は主に、
・ディスカッション、コミュニケーションの力をつける
・経験値を増やす、経験の幅を広げる
の2点。
GEIL、CCS、交流会、インターン、アルバイト・・・とりあえずツールは揃えたので、あとはやる気と体力で勝負な感じ。
上の2つに加えて、
・貯金残高20万円
・IT業界で働く上で必要だと思われるオタク系知識の獲得
・社会人として生き抜く上で必要最低限と思われるギャグセンの習得
・「得意な料理は?」と聞かれて、ユニークな答えを返すために、クスクスとパエーリャの料理法取得
も目標です笑

もし、ワークスアプリケーションズのインターン選考受かると、予定が無い日が1日もない状態になりますが、

岩手から深夜車でやって来て、朝っぱらから代々木公園で売り子していた後輩や、
神戸から東京きて、その次の早朝に岐阜に発ち、登山を試みた後輩や、
殺人的な単位数を取っていた同期、
これから留学に行く同期、
社会で頑張っている同期や先輩を見ていると、

なんとなく、

まだまだ頑張れる気がします。

Motivation & Network的な感じ。

とりま、夏休み頑張ります。

【Clipping】AERA 2009.8.3号より

AERA 2009年8月3日号
「昭和妻は3度破綻する」より

ちょっと前までは、「(金持ちの)旦那と結婚して、専業主婦になりたい」、若しくは「結婚しても、(旦那の金で)自分の趣味を見つけてやり続けたい、極めたい」みたいな女の子と話していても、「あははは」(苦笑)な感じで済ませてこれましたが、もはや景気も悪いし、かつ日本の経済成長があまり見込まれない今日においてもそんな事を言っている子に会うと、「大丈夫かいな・・・」と正直思ったりします笑

自分が、家族という最小単位の社会的コミュニティでの稼ぎ頭になる(であろう)事を半ば宿命付けられた日本男児に生まれたことで、何で女性がそういう(専業主婦になる)発想に執着するのか、いまいち合点がいかなかったのですが、この記事で少しピースが嵌った感じです。

あ、ちなみに僕はフェミニストでもなければ、男女差別主義でもありません、悪しからず。

このAERAの記事でタイトルにきている「昭和妻」という聞きなれないワード。「団地妻」ではありません。「昭和妻」です。軽くAVの香りは・・・しないですね笑

AERAで定義付けている「昭和妻」とは、
日本が人類史上稀に見る高度経済成長を遂げ、毎年、毎月、毎日右肩上がりの経済成長を遂げていた時代、1960年代から1970年代に結婚した女性の多くは専業主婦になり、その専業主婦達の旦那達は正しく高度経済成長期の真っ只中に仕事盛りだった世代で、リストラ・賃下げ知らず。退職金満額もらって老後は悠々快適ライフな方々。そんな旦那を持ち、専業主婦達は日々ハイテク化していく家電をバンバン買い換え、マイホーム、マイカー、子供の教育へと消費を続け、働いてもパート程度。昭和妻にとっての生命線は、家計の財布を握ることで、これがある意味、昭和妻たる「利権」を生んでいた。

そして、時は流れて21世紀。
そんな昭和妻を親に持つ世代が、「リバイバル昭和妻」として幅を利かせている、と。
今現在40歳前後の世代ですね。

日本の景気はこれ以上あがってこないし、賃下げ・リストラ上等な時代の中でも、彼女らの理想は、あくまで彼女ら母親の生活であり、同じ事を繰り返していくと。しかしながら、経済環境はあくまで劣化しているのにも関わらず、消費行動を母親と同じ基準ですれば、破綻するのは誰しもが分かること。彼女らが家計のリスクになっていると記事では指摘しています。
まぁ、60年・70年代は勿論そうだし、今40歳前後の女性は、今現在からキャリアを形成し始める女性よりも格段にキャリア形成が環境的に難しく、専業主婦を務める中で、自身の自己実現願望が、消費だったり子供の教育だったりに向いたのは容易に想像できるし、納得できることではあります。

さて、そんな「リバイバル昭和妻」や、それよりちょっと年上の女性を母親にもつ、僕や今の高校生位の世代はどんな願望を持つのでしょう。
僕の世代(22歳前後)には、多かれ少なかれ「昭和妻」的願望を持つ子が多いと思います。勿論程度の違いはあるし、キャリア志向の子も沢山います。

「昭和妻」を地で行くことが難しくなってきた今、「リバイバル×2 昭和妻」は減少していくと思います。そうすると、次の「平成妻」とも言える女性達はどんな価値観・願望を持つのでしょうか。節約志向か、それともバリバリなキャリア志向か。

こんな事を考えさせられる、面白い記事でした。

Thursday, 30 July 2009

【Review】【Book】「1日30分」を続けなさい! 人生勝利の勉強法55

「1日30分」を続けなさい! 人生勝利の勉強法55
古市幸雄著



実際に一日30分勉強を続けていくと・・・300日間で150時間、約6日間勉強した分の時間が稼げる。
1日2時間見ているテレビの時間を1時間勉強に割くだけで、1年間だけで約1ヵ月分の勉強時間を捻出できる。

この本では、全てを数字ベースに落としている所がリアル。故に説得力もあります。
何事も抽象的な所から具体的な所まで落として実行するっていうのは、どんな本にも書いてありますが、この本はかなりリアリスト。

そういえば、留学前はこの本読んでから英語の勉強していて、一定の成果も上がっていたことを思い出しました。
8月反攻は、この本とともに進めたいと思います。

【Review】【Movie】サムライチャンプルー


天涯孤独の少女フウと、偶然出会ったジンとムゲンの旅物語。まぁ詳しくはwiki(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%A0%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%B3%E3%83%97%E3%83%AB%E3%83%BC)を見れば分かるので、雑感だけ。

見て思ったのは、率直に旅っていいなという思いと、仲間っていいなという感想。
江戸から長崎の北の島まで続けていく中で、3人各々の素性はあまり語りあわないものの、最後には「仲間」であることを確認して、「またね。」という言葉とともに各々の道に分かれていく。
なんか、そこの部分めっちゃ感情移入できたということに、なんとなく自分の今までの人生に感謝しました。
・・・・っていうのは大袈裟か笑

音楽も全体的に印象的なサウンド(ヒップホップ)が多く、かつendingで使われているMINMIの「四季の唄」は秀逸。
出だしの「また夜があければお別れ~」の部分は個人的にすごく心惹かれました。


旅と仲間を大切にしたくなる。
そんな作品。

Wednesday, 29 July 2009

【Music】最近聴いている曲 29.7.2009

【Diary】自己紹介グルワ

昨日、インターンのオリエンテーションで「自分を商品として売る」っていうグルワをやったので、そのFBを。

「朝、隣に座った人に、どう自己紹介するか。」という設定で、グループ6人、一人2分で自己紹介しながら、1分ずつ発表者に対するレビューをカードに書いていくというもの。
カードには「受けた印象を一言で表すと・・・」と「感想・理由」を書くというもの。

自分の自己紹介では、「経験の多さ」と「英語力」をとりあえずアピールしようと思って、
名前、出身地、大学の後は、
自分の性格→あんまりじっとしていられない性格→旅行が好き→モロッコ・サハラ砂漠→砂漠に行けば・・・
のストーリーを言い、その後、留学体験とかインターンとかの話を混ぜて、将来の夢みたいのを最後に持っていき、時間が20秒位余ったので6大陸制覇したいみたいなことを話してぴったり終わりました。

就職活動終わると馴れるよね、分刻みスピーチ笑

とりあえず頂いた「受けた印象は」、
「売れる」、「グローバル」、「意外とロマンチスト」、「フィールドが広く、経験豊か」、「色々な体験の持ち主」といった感じ。
とりあえず、狙いは果たせたかな、と。

ただ、このGWを通じて、自己紹介で自分の何を売り出せばいいのかっていう事を再度考えさせられました。恐らく社会人一年目は自己紹介の嵐だろうし、それも同期、上司、社外の人間等々で変えながらやらなきゃいけないし。アドリブでやれるのがbestなんだろうけど、ちょっと考えてみようかなと思いました。

ワークスから「『理想の自己紹介』カタログを作るにあたって」というワークシートをもらったので、後日コピーしてやってみようかと思います。

Tuesday, 28 July 2009

【Diary】ワークスインターン 最終選考オリエンテーション

「ワークスアプリケーションズインターン 最終選考オリエンテーション」(長っ)に行ってきました。
コンテンツは、
①オリエンテーションの目的
②インターンの目的
③最終選考の説明
といった感じで、中にグループディスカッションとグループワークを挟む感じ。
①の「オリエンテーションの目的」では、各々の目的をコミット状態にすること、受け身の場ではなく考える場であること、ビジネスシーンを見越した目的をインターンに対して持つことなどを説明されたのに加えて、ワークスの理念だったり、問題解決とは云々(”to be”と "As is”のGapを埋める等)の話をしてもらいました。
また②では、参加希望者各々の目標や、過去インターンの映像、能力の見極めの方法等の話を頂いたかな。
で、重要な③ですが、昨年までが、

一次選考(筆記テスト+小論)→二次選考(GD)→インターン2 stage制(計19日間)

だったのが、今年は

一次選考(筆記テスト+小論)→二次選考(プレゼン+GD・GW)→最終選考→インターン(10日間
に変更。
そして、最終選考の時間が長くて2日間、各々10:00~17:30までで、
しかも内容が
Day1
カタログシート課題提出→企画立案(プレゼン)
開発基礎課題提出→情報処理能力のフォローアップ

で、このあと1日休みを挟み、各々自宅で考え2日目へ

Day2
カタログシートのブラッシュアップ
カタログシートのレビューwithワークスのエンジニア
CEOセッション(ビデオ)を見て小論文
グルワ→プレゼン

・・・超がっつり笑

全般にわたって、プロセスを見ながら思考能力、論理能力を試すみたいです。
昨年までがザルだったかは謎ですが、明らかにザルの目が細くなっています。

頑張ろ。

GDはワークスの「内定パス」をもらったら。今後どう活かすか?みたいなやつで、面白い案としては「結婚」や「出産」に有効活用するというものがありました。
GWは自分をプロモーションするみたいなやつでした。
グループは、A学の爽やか少年とKOのイケメン少年と、T波の千原ジュニアっぽい子とT工とお茶のM1の方と一緒でしたが、みんなフレンドリーで楽しかったです。ほんちゃんの就活のGWとかGDって微妙な空気の読みあいとか、良く分からないギスギス感が割とあったような気がするけど、今日は久々に楽しくGWできたなと思いました。

GWの内容はまた別記事でちゃんとFeed Backしようと思います。

【Review】【Book】革命的群衆

革命的群集
G・ルフェーヴル



私たちは確かに自我を持つ個人個人である。しかしながら、集団の中で、熱狂の渦に呑まれた時、愚にもつかない行動を取ることがあるのではないだろうか。ニーチェ(1970)は「狂気は個人にあっては稀有なことである。しかし、集団・党派・民族・時代にあっては通例である」と述べている。
自我を持つ個人個人が集まった時に生じる「大衆心理」は個人の心理とは全く別物であり、その心理の中で個人は集団に埋没する。そして平時では考えられないようなことが、この心理によって引き起こされる。
 ルフェーヴルは著書「革命的群集」の中で、「革命的集合心性は語らいとプロパガンダによって形成される」と述べている。
革命的集合心性については後述するが、筆者はこのルフェーヴルがいう所の「革命的集合心性」というものが、平時の状態ならば起こり得ない行動を促す心理状態だと捉える。民衆が寄り集まった状態の際に生ずる大衆心理が、プロパガンダによって革命的集合心性、つまり普段では考えも及ばないような心理状態に昇華されるのである。
つまり、民衆に平時起こり得ないような、統一的な行動・思考を起こさせるためには、プロパガンダによる求心的事物の創出・演出とともに、この大衆心理という因子が重要になっているのだ。
大衆のなかで個人はその中に埋没する。なぜなら、個人の自我はその中で大衆心理によって淘汰されるからである。個人は大衆に逆らえ得ない。ルフェーヴルは集合体(=大衆)からは、個人にとってそれに逆らうのは狂気の沙汰だと思わせるような強力な印象が発生すると述べている。そして、そのような集合体は単に他の人間と同じような行動をしていれば一番安心だという順応主義的な気持ちを促し、それに従わなければその集合体内の仲間から暴力的な報復行為を被るのではないかという恐怖心を誘発するだけではなく、集合体という大きな塊はそれだけで個人の抵抗の意思を奪うものだと述べている。
このことから、大衆、そして大衆心理は大きな力を持っていると述べることができる。
ルフェーヴルは群衆というものを段階ごとに分け、論じている。
ルフェーヴルは集合体とはすなわち、純粋な単なる大衆であり、意識的に形成されたものではないとしている。しかしながら、そこに集合心性、つまり大衆心理は存在する。なぜなら、集合体がどんなに無意識なものであり、同時に様々な異質の要素から構成されるものでも、集合体を形成する個人個人はもっとも広い意味での社会に属し、社会が成立するために不可欠な基本的な集合観念、例えば生命や財産は尊重される権利があるといった観念を共有しているからだ。大衆に大衆心理が宿るのは、過去においても、現代においても、そして恐らく未来においても、この世界で個人が生きる上で守られるべきもの、社会が成り立つ上で不可欠なものを共通観念として所持しているからだと言える。勿論、例外も存在すると考えられるが、それは極めて稀であろう。
では、革命的結集体であるが、これは集合体がルフェーヴルの言う所の半意識的集合体という経過を経て昇華された状態であり、そこに大衆心理にある種、情動が加わったものだと言える革命的集合心性が発生するのである。
ルフェーヴルは革命的集合心性に結びついてくる感性的な特徴として、「不安」と「希望」を挙げている。このような情動が大衆心理を革命的集合心性に昇華するといえるだろう。
ゆえに大衆心理とは寄り集まった民衆の中に発生し、そこからそれに情動的な方向付けが加わることで通常ならあり得ない行動を集団単位の人間に引き起こす心理状態、つまり革命的集合心性が発生するのだと筆者は考える。


なんて事をこの本を参考に、今から書き直したい卒業論分で書きました笑

Monday, 27 July 2009

【Thought】ideal myself 27.7.2009



とりあえず、今現在の自分の理想像・プランをMMチックにまとめてみました。

もっと効果的にやれるようフレームワークの勉強しよっと。



【Diary】交流会に参加しようと思った理由

雨ですねー。空が暗いです。

この前先輩とランチをしていた時に、
「なんで交流会行くの??」と言われた。
また、2年前の夏にスタッフを一緒にやった仲間にも同様の事を言われたり、また想った人もいたと思う。

なので、ちょっと自分の考えや思考を一度整理しておこうかと。

端的に言えば26th交流会のあと一度だけは交流会に参加してみたかったケド、物理的に(イギリスにいたため)不可能であったことがまずある。
今度参加する交流会の質がどうのとかいう問題ではなく、何となく忘れ物をしたような感覚があるから、そこで満足感を、また逆に不満を見出すことになろうとも、いずれにせよ自分の中で「政策・情報 学生交流会」というものに一つ区切りをつけたいと思います。

チューターをやることにしたのは、大学4年という立場で一般参加者として参加しても、得られるものはそんなに無いだろうと思ったから。次の交流会がどうなのかはおいといて、その運営側から与えられる企画から得られるものは経験的判断から少ない(だろう)と推測できるし、分科会に関しても1~3年生は得られるものが多くても、4年の自分にはそこまでないだろうと判断したから。
チューターをやることで、自身の興味を深化し、それを他人に伝達する機会を、また分科会という小集団をmanagementする機会を強制的に作り出すことで、社会人になる前に経験値を増やすことができると思ったから。
それに今度一緒に組むパートナーは、今までずっと組んでいたパートナーとはタイプが全く異なるので、自分の幅を広げるという意味でもとても良いチャンスだと思っています。

そんな感じで、第29回 政策・情報 学生交流会に参加します。今回は立地的に西の方の人が多そうだから大変そうww
いつも以上に頑張らないと笑

成功と失敗と

きむちゃんのmixiから面白いエントリーがあったので。
http://d.hatena.ne.jp/Hash/20090424/1240586420

この人のblog凄く面白い。
同世代とは思えない。
ぬんぬん。

【Review】【Book】アルケミスト

アルケミスト
パウロ・コエーリョ著


困った時は、
「マクトゥーブ」。
全ては定められていること。

行動し続けることでのみ、運命を生きることができる。
何度も何度も繰り返し読んでも、いつでもそのことを思い出させてくれる。
そんな本です。

Saturday, 25 July 2009

【Review】【Book】世界級キャリアのつくり方

「世界級キャリアの作り方」
石倉洋子・黒川清 共著


世界は徐々に、そして確実にフラット化し続けている。
どんな職業であれ、もはや日本国内だけという視点でやっていくことは非常にリスキーだと言えるだろう。
特に、日本がこれ以上のGDP成長が困難であり、右肩上がりの時代から右肩下がりの時代へとシフトしつつある今、石倉と黒川が提言する「国際派プロフェッショナル」は。そんな環境の中を生き残る解決策であるかつ防衛策でもあると思う。

「国際派プロ」は、会社ではなく個人の肩書で勝負する・勝負できる人間。
キャリア形成をしていく上で、いかにuniqueかつcompatibleな能力を培い・積み重ねていく必要がある。
そこに必要なのは、努力、人脈、運、その他もろもろ。
ゴールは遠いけれど、夢を、願いを持たない限り、それを叶えることは叶わない。
叶わない願いは沢山あるけれど、叶う願いも必ずある。
だから願って、夢を持って、

そして、

「諦めず、弛まず。」
そういった気持がとても大切なのだと、個人的には思います。

話が思わず感情的な方に引っ張られてしまいましたが、
著書が「国際派プロ」として重要だと述べているのは、
空気を読む力、
人に考えを伝える力、
時間を支配する力、
当事者であるという意識、
全体の流れを直観する力
の5点を磨くことと、
基礎体力と人生に対するポジティブ志向。

こういったことを踏まえてキャリアプランニングしてみたいと思います。

reverse

自分すら、
絆すら、
世界すら、

破壊する。

そんな、スピードで。

【Review】【Shop】イタリア料理 カプリチョーザ

イタリア料理 カプリチョーザ(新宿アイランドタワー店)
料理:イタリア料理
場所:JR新宿駅西口から徒歩7分
URL:http://www.capricciosa.com/

イメージ的には、ロイホのメニューをイタリア料理に絞った感じ笑
ちょっと高めのイタリアン・ファミレスです。

生パスタの料理は普通だけど、パスタの量がレギュラーでも結構多かった笑
女性は注意が必要かと。
ランチもディナーも1000円位で済むのでリーズナブルではあると思います。

【Review】【Shop】黄桜蘂

黄桜蘂
料理:京料理、懐石
場所:お台場 メディアージュ3階
URL:http://r.gnavi.co.jp/g443500/

この夏、ちょっとバイトをしているお店。
お台場という立地、京料理・懐石という料理ジャンルから客単価はやっぱり高いです。
ディナーとか土日のメニューは学生としては中々つらいプライスですが、平日のお昼のランチは結構お得だと思う。
恐らく、フジテレビの社員さんも近場だから沢山きていると思います。

ホールからキッチンを見ていると、出汁巻き卵がめっちゃウマそう。600円もするけど、食べたい笑
お酒の種類も充実していると思います。
お店の雰囲気もなかなか良い感じで、高級感でプランに差別化がつけられそう。
懐に余裕がある時に行ってみたいです。客として。

【Review】【Shop】Cafe ill’mo

Cafe ill’mo
料理:カフェ
場所:新宿小田急とミロードの連絡通路あたり
URL:http://www.hotpepper.jp/A_20100/strJ000684601.html

今まで、何度となくお店の前は通ったことがあったけど、土日の昼はいつも混んでいるイメージがあったお店。
金曜の夜に5人で行きましたが、意外とすんなり入れました。
営業時間も23時までと長いので、4~5名で飲んだ後のゆっくりした2次会とかにいいなと思います。
お茶だけなら400~500円、ケーキセットでも1000円以下。

お店の雰囲気も個人的には好きです。

Thursday, 23 July 2009

【Music】「サムライチャンプルー」より

MINMI 「四季の唄」

友人の音楽センスの良さにはいつも脱帽です。

【Thesis】ラブホテル研究

日本にあって、外国にない。
そんな不便さ、もとい不思議さから留学中から興味を持っていたラブホテル。
というのは建前で助平心だけで関連書を3冊読んでしまったので、ここらでちょっとまとめておこうと思います笑

「ラブホテルについて 男・女・経営からの視点」
Ⅰ:ラブホテルの歴史
Ⅱ:男女の視点から見るラブホテルの変容
Ⅲ:経営・投資の視点からみるラブホテル

Ⅰ:ラブホテルの歴史
亜美井(2008)と金(2008)の調査をまとめると、ラブホテルの歴史は戦後の連れ込み旅館を発祥とし、そこでは、四畳半に布団一式的な簡素なものであった。他の宿泊施設と区別するために「♨」マークをつけていて、これがひっくり返ったクラゲみたいだったことから、「逆さクラゲ」というネーミングが流通していた。その後郊外の高速道路沿いに休憩所としてできたモーテルがラブホ的機能として使われるようになり繁盛、一世を風靡する。そのような変容の後、新風営法の影響などから都市部ではデザイン・ホテル的なお洒落で清潔なラブホテルが登場し、男性の欲望が具体化されたような設備(SM設備、スケベガラス付き浴室等々・・・)はニーズ的観点からも法律的観点からも次第に淘汰されていくようになり、現在、私たちが日々使用するような清潔感のあるホテルが多く立ち並ぶ」ようになったと言える。

Ⅱ:男女の視点から見る日本人のセックス観

金(2008)は、ラブホテルは今後、「憩い」の場として、シティホテルとの差別化を図りながら進化していくのではないかと考えており、ラブホテルが女性の意見を取り入れて清潔化・デザイン化していることには肯定こそすれ、特に不満を述べるようなことはしていない。しかしながら、一方で、亜美井(2008)は、現在ラブホテルの売上が落ちてきた一因として、女性の表層的な意見や、それに迎合するある種のフェミニスト的姿勢からラブホテルが総じて清潔・お洒落・安心といった要素を重要視する「おとなしい」ホテルになり、以前より非日常性を欠いていることを挙げている。これは日本人の性に対する考え方を考察するという点から面白い意見だと言えるだろう。私自身の経験的観点から言えば、外国では日常的にセックスをするとなると家、もしくは野外という傾向が強かった。野外というのは非日常的であると思うが、家の寝室は確かに非日常性を欠く場であると言える。満足度は個々人のものであり、計る術もないが、外国人はそれで満足している節はある(もちろんバカンスなどで非日常的な地域へと行き、そこで日常的には味わえないセックスを楽しむのだとは思うが)。しかしながら、日本人はそうではないように感じる。亜美井(2008)が著書の中で「日本人は器で食事をし、外国人はカロリーで食事をする」といったような表現をしているが、ここに日本人の精神の機微が表れているのかも知れない。日本人は非日常性とそれにともなう性的愉悦感、高揚感を求めてラブホテルい行く、それ故に亜美井(2008)は、ひと昔前、その非日常性を演出していた回転ベッド等の装置や、新風営法で禁止された、また世間のトレンドによって廃れていった、ある種男性的なエロティズムを凝らしたデザインが必要なのだとしている。この点は金(2008)と真っ向から対立しており、それぞれ1つのサンプルしかないので、確実性を持っていうことはできないが、男女で意見が分かれて面白いと言える。

Ⅲ:経営・投資の視点からみるラブホテル
山村(2005)は、ラブホテルは小売業務と違い、また他のホテル産業とも違い、店が近隣に立つことで確実な集積効果を狙える珍しい産業であり、かつ2兆円もの規模がある市場(2005年当時)だと推定している。金(2008)もラブホテル業の利益率の高さについては著書で言及している。5年に一度は必ずリニューアルする必要がある(山村)というネックはあるが、経営戦略の設計と、ラブホテルの設計自体を間違えなければ、高い確率で利益を上げ続ける可能性が高く、ラブホテルという事業分野には名声的側面から大手の企業が進出しにくいという点からも、ラブホテル経営・投資というのは想像以上に旨みがある物件だと言える。
【1589文字】

参考文献
「ラブホテルは今日も満室!!」 山村剛人 2005年 ゴマブックス株式会社
「ラブホテル進化論」 金益見 2008年 文芸春秋
「現代を読み解くラブホテル人間学 欲望のマーケティング」 亜美井新 2008年 経済界

なんか、よく分かんないけど、今まで一番真面目に書いたレポートな気がする笑

ブログ読者にどんな人間なんだと人間性を疑われそうなので、今日からはちょっと真面目にサブプライム問題の勉強をしたいと思います笑

Wednesday, 22 July 2009

【Review】【Book】ラブホテルは今日も満室!!

ラブホテルは今日も満室!!
山村 剛人 著



この本の前に読んだ関連書が、割とラブホテルのファンクション的な部分、ベットの形態やら、スケベアイテムやらを多かれ少なかれ紹介していたこともあり、最後まで興味津津で読めましたが、この本はあくまで投資研究家という視点から見ている&最後はパッケージ製品のPRだったため・・・最後は読みどばしました笑

やっぱり、助平心を刺激されないと読めません。(オイ

この本では全国に約27000件あり、2005年の時点で2兆円の市場規模を持つラブホテル(レジャーホテル)をあくまで、投資対象としてのビジネスモデルとして見ています。だから途中からboring。
面白かったのは、ラブホテルは他のライバルラブホテルが近所に建っても、歓迎しこそすれ、嫌うことはないということ。というのも、ラブホテルの性質上宿泊客は「そこが満室だったら帰る」という発想ではなく、「じゃあ隣のホテルで」という発想になるということ。つまり、ラブホテル経営においてはラブホテルが一定の地域に集積することで良い効果を生み出すと。
消費者心理としても、一件しかホテルがなくて、そこが駄目だともう駄目な所よりは、ホテルが沢山あって、必ず泊まれるところの方が行きやすいというリアルな心理もあり、コンビニなどの小売業者と違って、確実な集積効果があるみたい。冷めるもんね、やっぱり。
ちょっと考えれば確かに簡単に分かるけど、言われてみて初めて「あぁなるほどね。」と思いました。

あとは、ラブホテルは基本的に5年に一度位はリニューアルを図らないといけないという点も面白かった。
リニューアルをすると目新しさ、清潔さから客足は確実に伸び、その後ピークを迎えたあと、年数%ずつ下がってきて、5年目で改装ポイントに至るそう。

これからはラブホテルを見る視点が、今までとは変わってきそうです笑

【Music】George Winston "December"より

I really really like, love his music!!

I'd like to buy his scores!!

Tuesday, 21 July 2009

【Quote】 21.7.2009

「虚栄心は他人を鏡として使用し、利己心は他人を道具として使用する。」(テンテニス)

「他人の目しか気にしない私が気にしているには、結局自分のことだけ。」(「冷たい校舎の時は止まる」より)

【Review】【Book】ラブホテル進化論

ラブホテル進化論
金 益見著



そもそも著者の金さんが、美人サンなのでスポーツ紙とかから卑下た扱い方をされるのも何となく分かるような気もします・・・笑
男って哀しい生き物(苦笑)

以前読んだ亜美井新の「現代を読み解くラブホテル人間学 欲望のマーケティング」(http://lifelikeboxofchocolates.blogspot.com/2009/07/review_08.html)は割と男性的な視点からラブホテルを語り、ある種論理の飛躍もあった気がする本でした。
今回のこの本では逆に、女性の立場から冷静にラブホテルを研究しているなという印象を受けました。

逆さクラゲという俗称で、連れ込み旅館という形から始まり、郊外のドライブの休憩所としてモーテルの名で発展、設備の高機能化、新風営法を受けてのデザインの変化等々、ここら辺の話は以前読んだ本とほぼ同じ。

少し面白かったのはラブホテルに置いてあるアイテムについて紹介していた章。ツインベッドがスライドしてダブルベッドになる「ドッキングベッド」とか、ベッドが上昇・回転するとともに天井が空いて、プラネタリウムを楽しめる「プラネタリウム・ベッド」とか傑作だと思ったし、室内で野外セックスの雰囲気を出すため芝生?等の加工を施した「アオカンルーム」も正直ウケましたww
その他色々奇抜なアイディアもありましたが、割と男性視点のギミックだったり機能だったりが多かったらしく、今日に至るまでに淘汰されていったそうです。・・・ちょっと残念笑

また不動産投資としてのラブホテルの利益率の良さについても言及していて、一昔前までは普通に何をしなくても月100万位の収入があったそうです。ビックリだね。
今は全体的に売り上げの低下や値引き合戦が繰り広げられた事、また昔は家族が多い&部屋が狭いということで、自宅から離れて開放的にセックスがしたいという理由からホテルに来ていた客が、核家族狩や寝室を持つようになったことなんかも関連して、そこまでの利益は見込めなくなったみたい。それでも、テナントとか入れるよりはよっぽど儲かりそうだよね。なんたって、そんなに景気に左右されないし笑

また、年金支給日の次の日には高年齢層の利用が確実にあるというのも驚きでした。そこでセックスをするという分けではなく、あくまで2人で添い寝したりして寛いでいるみたいですが、ちょっと目から鱗。Amazingでした。
亜美井さんは、ある種もっとギラギラしたホテルへと回帰していくべきだという意見だったと思いますが、金さんは、ラブホテルは「憩い」の場として、シティホテルとの差別化を図りながら進化していくのではないかという考え方。

ラブホテルに関しては、もう一冊程本を読んでまとめてみたいと思います♪

【memo】先輩のお話を聞いて

昨日、英国留学時代にお世話になったチューターさん(Yさん)の紹介で、内定先の会社で働いている女性(8年目、美人サンでした)とその同期の男性(つい最近、転職)と焼肉しながらお話を聞ける機会を得ました。代償として大いに二日酔い→ヨガのテスト&開発経済論のレポート→風邪でグロッキーat this momentですが、単位の一つや二つ落としても良いくらいの報酬は得たと思います。

まず研修については、割と自由な時間も多いのでその間に簿記の勉強をすればいいというアドバイスを貰いました。以前から簿記は取ろうと思っていたので、そのチャンスを活かそうと思います。
あと、仕事の種類で技術職になった場合の取り扱い業務の選択で金融系だと割と付き合いが長いクライアントと大きな案件をやることが多いので、基本をじっくり学べるということ。しかしながら、大きな案件でそこに関わる人間も多く、セグメント化してしまう傾向にあり大きく俯瞰しながらやっていく意識を忘れないことが成長のためには重要であるという指摘をもらいました。逆に流通系はこまい仕事が多く、結構いつもてんやわんやしているそうですが、逆に個人の裁量でやらなければいけないことが多く、鍛えられることは鍛えれらるという話。
技術の習得に関しては、特にプログラミング技術はゼネラルに何でもやるのではなく、何か一つに特化して3年位でマスターする位の気概でやるように言われました。オラクルならオラクル。JavaならJavaみたいに。ぬんぬん。
気になる社内恋愛に関しては、あんまり期待するなということ笑やっぱり学生のうちに嫁候補をゲットしなければ・・・汗
ちゃんちゃん。

【Thesis】第二次世界大戦後の途上国開発戦略の変容

あー二日酔いで頭が痛い。
そしてカラオケで傷めた喉が地味に痛い。。。

I'm not in good condition at all
です。

さて、今朝掲示板を見て、開発経済論のテストはレポートだったことを知りました苦笑
殆ど出ていない授業でしたが、ノートの情報を元になんとかA4一枚分は書きました。
Dでいいから単位下さい、教授。。。

第二次世界大戦後の途上国開発戦略の変容
WWⅡ以後、赤道の南北で経済格差が大きく生じている状態、いわゆる南北問題の解決に向け、港・鉄道・空路といった輸出基盤を確立、当該通貨の信頼回復という定義の下で経済の回復を図るという意見があった。
アフリカの途上国では、分業の確立・道路の存在・市場の存在といった経済発展の基盤が存在していなかったため、産業構造の多様化を目指し、インフラの整備が図られた。構造主義開発経済論の観点では、経済構造を変換することで経済を活性化し、発展へと結び付けていく。
また時を同じくして、改良主義アプローチも試みられ、このアプローチでは新交際経済秩序(NIEO)が重要視された。
さらに、80年代~90年代にかけては新古典派開発論の立場から構造調整の時代へと変遷し、累積債務問題が顕在化するようになった。構造調整は価格メカニズムによる調整能力に依拠しており、均質な合理的経済人が合理的判断と完全情報に基づき利己的競争しあうことにより、資源の効率的配分が実現するというものである。この考え方では開発が失敗するのは政府の責任であるというスタンスがとられた。
 同じく、80年代には新制度派開発論も唱えられ、スティルグリッツの「不完全情報の経済学」に依拠し、万能市場も万能政府も想定しないという点で新古典派開発論とは趣を異にした。この開発論にはレモン(粗悪品)の市場、シグナル理論、エイジェンシー理論などが関連している。また、新制度派開発論の流れを汲む新歴史学派アプローチでは、古典派の経済的自由主義を批判し、自由競争のもたらす弊害を是正するためには国家の介入が必要だと強調した。
 そして1990年代にはA・K・センが登場し、個々の人間を出発点とする潜在能力アプローチを提唱。センの貧困のコンセプトは、「貧困≒潜在能力の欠如」と定義付け、そこに正当な財貨、健康、教育、共同体での交際、労働の機会、性差の平等といった要素・機能が関わるというものである。この考えは世界銀行やUNDPにも大いに影響を与え、後に人間開発・新制度派アプローチへと繋がっていくことになる。
 以上、第二次世界大戦後の途上国開発戦略・アプローチの変容を大まかになぞってみたが、注目すべき点は、当初はインフラや政府・市場といったある種マクロ的なものの在り方ありきであった開発戦略が、個々人の人間という、極めてミクロなファクターを重要視するようになったということであろう。
 軍事力を持たない日本は、ある意味外交の手段として開発途上国に多額のODAを寄付してきた。そのような日本も、この流れから途上国に対する開発援助のあり方を変容させていくことが大いに伺える。
 道路網等の物質的インフラ作りから、個々人の潜在能力を底上げするような、教育制度、社会システムといった制度面でのインフラ作りが、歴史からみて、今後の途上国開発で最も重要な要素となることが言えるだろう。

このレポートは恐らく、間違いだらけでしょう笑

Sunday, 19 July 2009

【Review】【Movie】ハウルの動く城



個人的には、キャスティングとかの関連であんまり良い評判は聞いてなかった「ハウルの動く城」ですが、そんなに悪い作品でもないと思いました。
確かに、主人公とヒロインがキムタクと倍賞さんていうのは・・・なんだか、なんだかな感じではありましたが笑
ただ、作画の感じはジブリっぽさ全開だったし、相変わらず料理を美味しそうにかくよなぁと思いました。
呪いが徐々に解けてソフィが元の姿に近づいていく演出や、逆にハウルが悪魔に近づいて行くコントラストも良いと思ったし、ジブリらしいエンディングも良かったと思います。

大好きな「耳をすませば」や「もののけ姫」のように繰り返して見ることはないだろうけど、また数年後に見たいなと思いました。

【Review】【Book】日本を貶めた10人の売国政治家

「日本を貶めた10人の売国政治家」
著者:小林よしのり


小林よしのりは、賛否両論はあると思いますが、留学中に「戦争論」や「ゴー宣」を読んでから割と好き?というか気になる人物。

最近政治に興味が出てきたこともあり、読んでみましたが、やっぱり右翼っていうかラディカルな人だよね、とは思いました。

ただ、面白いというか考えさせられると思ったのは、

小泉改革は結果として格差社会の構築を加速化したけれど、それに対する見解として、この本では日本人の特性を、アメリカ・中国のような個人主義的な働き方ではなく、他人と協働して個ではなく集団として動ける所が強さであったことを指摘し、それ故に格差を肯定し、一億総中流からスペックの高く功績を残せる人間が富みそうでない人間は貧困にあえぐことを良しとするシステムは日本人にとって不適正だとしている点。

集団の中で個が抹殺されることを日本人は常々問題とし、ホリエモン辺りから個の力で局面を打開する(ビジネスを立ち上げる、会社に束縛されず自由に生きる)personalityを憧れ、称賛する流れが刹那にあったと思うし、今現在もそれはあると思う。
個人的にも、集団で没するよりは、個で活躍できる方がカッコいいと思うし、満足度も高いと思う、・・・でも、その中で生きていくって、相当の覚悟が必要だよね。

個のスペックを上げるようにmotivateし、それが正当に評価されるシステムを形成しつつ、同時にそこから落伍した人間を救うセーフティネットを満遍なく敷き詰める。
言葉にするのは簡単だけど、難しいこと。

この本で書かれている政治家批判は、それはそれで面白いし、核心を衝いているんじゃないかとも思うけど、バイアスが多そうだから、今のところは一つの情報として自分の中に留めておこうと思います。

【Review】【Art】『ミリオンセラーの絵本原画と世界の絵本画家たち』

『ミリオンセラーの絵本原画と世界の絵本画家たち』

場所:新宿 損保ジャパン東郷青児美術館
入館料:大学生は600円(前売りなら500円)
関連情報:http://www.tokyoartbeat.com/event/2009/414C


昨日の友達の送迎会で損保ジャパンを通った時に、やっているのがチラッと見えて気になったので行ってきました。絵の数は少ないけど個人的には600円はリーズナブルだなと思いました。

有名な「はらぺこあおむし」の原画があったし、

その他にも世界中の絵本原画があって、とても目の肥になりました。ロシアや東欧諸国のちょっと寒そうだけど暖かい絵や、キューバーやアルゼンチンといった南米の絵本の不思議な色遣い。英国の絵本たちは住んでた分、感情移入しやすいなぁと思ったし、フランスやイタリアの絵本も素敵でした。
勿論、アジアの絵本もいいなと思いました。

特に印象に残ったのは、展覧会のポスターにもなっているクラウディア・レニャッツィの「私のおうち」という絵本の絵が可愛くも不思議なタッチで印象的だった。あと、キューバーの絵本で名前忘れたけど、猫を青系統の色で描いている原画があって、それも個人的にはヒットでしたね。

将来設計の中に、古本屋で絵本を集めて、孫に読んであげたりっていうのもいいなぁ・・と思いました。ちょっと今度絵本の古本屋を探しに行こうと思います。

【Review】【Shop】TANTO DOMANI

TANTO DOMANI
料理:イタリア・地中海料理
場所:JR新宿駅西口から徒歩7分
URL:http://tanto-domani.com/

友達の送別会でランチタイムに行きましたが、なかなか良かったです♪
土曜日のランチタイムに10人で予約できたし、
1900円のコースで、

ブレッド
前菜の取り合わせ
シーザーサラダ
スパゲッティ3種
デザート+coffee or tea

しかも、クーポン券を使えば、
ハウスワイン一本かケーキを付けられる特典がありました。
ケーキも一応、送歓迎会のお客様って縛りはあったけど、それはどうとでもなるし・・ね?笑

お店の雰囲気も良いし、駅前に比べると人混みもなくていい感じ。
場所は西口から損保ジャパンビルと野村ビルを通り過ぎた向こうにあるアイランドタワーです。
店員さんの対応も上等だったので、また何かの機会で使いたいなと思います。

Saturday, 18 July 2009

2050計画

ITパスポートと英検一級を受験することにしました@10月18日(日)
本来はITパスポートと基礎情報技術者を同時受験するつもりでしたが、IPA(独立行政法人情報処理機構)に聞いたら複願不可と言われたので、朝(9時~12時)からITパスポート受けて午後(13時~)から英検受けることに。

そもそも、英検準一級に受かったのか結果待ちではありますが。。。

さて、今週?厳密に言うと先週の土曜日からバタバタしてました。
英検の二次試験受けたり、民主党の岡田幹事長の講演を聞いたり、ハリポタ見に行ったり、カタリバの活動に参加してみたり、ボランティアの説明会に行ってみたり、年甲斐もなく2回オールしたり・・・
その間、社会人になった友達やら、模擬国の友達やら、留学時代の友達やら、交流会の後輩やらやらに出会い・・・
思い出いっぱい、お財布からっから状態になっています。

そういえば久々にプールに行って、日焼けしました。首の周りがヒリヒリ。
そして2年振りにモスキート達に襲撃され全身にダメージを受けました。
日本のもすきーとsは絶滅すればいいと思う。

あはは笑

さて、バイトをやりたいけど、GEILとワークスのインターンの日程が決まらないとはっきり申し込めないジレンマな今日この頃です。
うっぷす。。。

閑話休題

就職活動も終わったので、キャリアと人生の設計をぼちぼーちやっているのですが、なかなか組み立てが難しい。

スタートは
1986年 京都府京都市 出生
1987年~1990年 英国・ロンドンに父の仕事の関係で移住
1990年 日本帰国、その後東京へ引越し
1999年 国学院久我山中学校入学
2002年 同高校入学
2005年 中央大学総合政策学部政策科学科 入学
2008年 University of Westminster 編入
2009年 中央大学復学
2010年 某IT企業に就職
な感じで簡単にかけるし、これまでの事から帰納できる事も多々あるけれど、

この後、てんてんてけてけな感じに人生は流れていくと思いますが、ゴールが見えにくい。

なので、とりあえずの目安として、2050年が一つのベンチマークとしてみることにしました。2050年位には働くことを止める(であろう)年齢になっているわけで、そこをイメージしながら、キャリアと人生をデザインしていこうかと思います。
なんちゃって「2050年計画」。
完全にカタリバ大学からの受け売りですが笑

学生という時間があるときにって大まかに括っているといつまでたってもやらないから、夏休み中(9月中旬までに)「2050年計画α」を作ろうと思います。

ぬんぬん。

「夜は短し、歩けよ乙女」
ではありませんが、
「人生は短し、歩けよ青年」
な感じ。

Friday, 17 July 2009

カタリバの現場に参加してみて

先日、カタリバの高校企画に初参加してきました。
カタリバという組織についてはHPをご参照あれ(http://www.katariba.net/)。

月曜日、
ものすっごい久しぶりにオリセンに泊まり、ものすっごい久しぶりにオール気味に作業し、
火曜日、朝6:50に町田にいるというハード日程でしたが、

とにもかくにも、都立山崎高校に行って、高校2年生と話してきました。

率直な感想は、
「高校生とコミュニケーションを図るってめっちゃ難しい。」笑

まず、自分自身の声が通りにくいっていう動かし難いファクターもありますが、知識レベルが違うし、いつも使っている言語が通じない。おまけに、自分の世界が広いかどうかは置いといて、高校生の視野・世界観ってめっちゃ狭い。
その高校に通う生徒の多くが町田育ちでずっと町田の学校に通い続けていて、その限られたコミュニティで何でも事足りているらしく、大学に対する知識(大学名、受験科目)もほぼ皆無だなと思いました。
自分は中高一貫の中高に通っていて、曲がりなりにも進学校だったので、大学受験の知識に関しては、今現在の彼らよりも高2の時点で持っていたと思うし、そもそもそんなに狭い世界観でもなかった・・・と思う。おそらく、私立だったことから、東京都内の色んな所からみんな通ってたのも大きかったのかなぁと今更ながら思います。

あと話してて「一日何もやってない」みたいな感じで、それって暇じゃないんか?と思いました。
部活や勉強やってないならまだしも、読書も漫画も読んでなければテレビも見てないしゲームもやってないと。とりあえず、寝ていると笑

正直、勿体無いなと思いました。
高校生って大学生以上に将来が見えないから、なかなか勉強とかにやる気が入らないのは分かるけど、それだったらそれで余ったエネルギーがどこかに行くはずだと個人的には思ったり。。。

その他、他にも色々と思うところ、学ぶ所が多かったカタリバの初現場。
ちょっと一旦冷却させて、今後に活かせたらと思います。

【Review】ハリーポッターと謎のプリンス

昼に見に行ったので、そんなに混んでないかなぁと思った「ハリーポッターと謎のプリンス」ですが、公開初日だったため、ふつーに満席でした笑

冒頭からミレニアムブリッジが壊れたり、トラファルガー広場から知っている道をグングンと死喰い人が飛んでいくシーンは、ロンドンに住んでた自分には思わずシンクロ感を感じるものでした。「おおぉ、そこを曲がって、そっちに行くのか!!」的な。「ダイアゴン横丁ってそこら辺にある設定なのか・・・」みたいな。

閑話休題

第一作の「ハリーポッターと賢者の石」が公開されてから、何年か経ち、キャスト陣は確実に年をとっているなぁと感じました。エマ・ワトソンは綺麗になったと思うけど、ダニエル・ラドクリフはいい感じにおっさん化していると思うのは、個人的意見でしょうか。

あと印象的だったのは、流石に原作の舞台がイギリスだということもあって、英語はアメリカ英語ではなくて、イギリス英語でした。明確に「ここが英国英語なんだよ」とは言えないけど、アメリカが報道元のニュースとイギリスが報道元のニュースでは言い回しがやっぱり違うし、個人的に何となく親しみを覚える。

あぁイギリスに帰りたい。
日本の暑さに耐えられません。
日本のモスキート達は絶滅すればいいと思う。
あぁー。うぅー。

って、愚痴になってしまいましたが、

特に批評したりする映画ではないと思うので、とりあえず感想を。

今回の映画は映画最終章に繋げていくための大切なステップ。
ちょっと尺が長い映画ではあるけれども、集中してみることができました。

あと2作(最終章は2部構成)で終わりだけど、最後までちゃんと見たいと思います。

Monday, 13 July 2009

【Thesis】ワーキングプアについて

政策立案コンテストのGEILとビジネスコンテストのKINGで迷っていましたが、自分の適性という意味と知識量で追いつける余地のある可能性が高いという理由からGEILに応募しました。受かるといいなぁ。。。
課題はblogの文章(http://www.geil.jp/geil-event-data.html)を読んで、それに対して考察を書くというもの。
要するに現状の派遣社員をはじめとした非正規雇用者や、それにともなうワーキングプアの問題についてどう思うかというもの。
以下な感じで書きました。

ブログの文章を読んだ感想として、私は様々な問題が背景として存在していると感じたが、ここではその中でも若年労働者にとって歴然とした学歴社会が存在している事、また学歴によって正規雇用からはじかれた人間の多くが非正規雇用者となり、その中から数多くのワーキングプア(※以下WP)(ここでは所定内給与で年収200万円未満の人間と定義する)が発生している現状を問題として取り上げたい。
WPは年々増え続けており、2006年の時点で1000万人を超えている。そして、その中の多くが非正規雇用者であり、なお且つその非正規雇用者の約6割が15歳~34歳の若年労働者という数字が出ている(門倉 2006)。
また、非正規雇用者の中でアルバイトやパートの約9割がWPなのに加えて、派遣社員で46.2%、契約社員・嘱託で42.4%がWPに該当するという数字も出ている(門倉 20006)。
アルバイトやパートには学生やある程度収入のある主婦がその数の中に含まれている事が考えられるので、ここでは非正規雇用者の現状を示す指標として派遣労働者に焦点を当ててみる。増田(2006)によると、派遣労働者は約230万人存在していると言われるが、その中の年齢層は20~34歳で60%を占めていて、なお且つ学歴に関しては大学以上が25%程度なのに対して、中卒・高卒・高専・短大卒等で残りの75%を占めている(増田 2009)。また、渡辺(2009)は派遣労働者の4割~5割の人間が所定内給与200万円以下の生活水準にあると指摘している。
 この事実から、学歴社会によって弾かれた若年の非正規雇用者が数多く存在し、その多くが非常に厳しい生活を強いられているという事が言えるだろう。
 収入という面でみた時、現状では一度非正規雇用者となった人間が正規雇用になることは難しいとされているが、非正規雇用であり続ける場合と、正規雇用であり続ける場合、生涯年収で約5倍程度の差が出るといわれている(門倉 2006)。また、年収が低いということは住宅等の環境や自分自身の勉学・スキルアップに投資できる金額が少ないという事態に繋がり、その事実がより一層WPの立場を苦しくしていると考えられる。
 この問題を取り上げたのは、この現状が続くことで、犯罪件数の上昇や、少子化の助長、また格差社会(富裕層の子供は富裕層に、WPの子はWPに)の促進といった諸問題へと波及していく事が明らかであり、長い目で見れば、日本の国力の低下や社会環境の悪化といった問題へと繋がっていくと考えたからである。
 若年労働者にとって歴然とした学歴社会が存在し、学歴によって非正規雇用者になった人間が苦しい現状にあるという事実は数ある問題の中の1つに過ぎないが、そこから波及し予測される事象は極めて重いものであることを心に留めるべきであろう。
【1108文字】

参考文献
「派遣のウラの真実」 渡辺雅紀 2009年 宝島社新書
「ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る」 門倉貴史 2006年 宝島新書
「今日、派遣をクビになった」 増田明利 2009年 彩図社

倍率2倍程度みたいですが、どうぞ、受かってますようーに。

Sunday, 12 July 2009

講演を聞いて 【岡田克也】

カタリバ大学の講演で民主党幹事長の岡田克也氏の講演をチラッとききました。
カタリバ大学はこんな活動
→http://www.katariba.net/category/k-univ

前回の「メディア」も今回の「政治」も大学ではあんまり話さないようなことなので、面白かったです。

今回の講演者は、
岡田克也 民主党幹事長
与良正男 毎日新聞社論説委員
早野徹  朝日新聞コラムニスト
の3人。

選挙→英検二次試験→カタリバ大学→カタリバと目まぐるしく長い1日で疲れてたのか、メモがグダグダなのであんまり講演を再現できませんが、

岡田氏が言っていたことは、
「小泉改革」の影響で、その意味を見失った「改革」というものを再定義し直すこと。
それから、現状霞が関主導となっている政策立案等(人事任免・予算編成とか)や地方分権、社会保障といったものをいかに改革していくべきかを述べていた・・・と思う。
あと、理想の社会を国が一方的に定義してそこに向かっていく(所得倍増とか列島改造とか)ではなく、一人一人の多様性、diversityを受容しあえる社会を目指したいみたいなことも仰っていたと思います。

議員の世襲や地方分権成立後の社会についても述べていたけど、
結論として岡田さんは寡黙だけど、良い人だなと思いました。

・・・単純だな自分笑

今夜の都議選の結果はどうなるのでしょう。。。

Saturday, 11 July 2009

Review【「セックス格差社会」】

セックス格差社会
門倉貴史著



最近注目しているワーキングプア問題。そこから派生する問題の一つが少子化。
ワーキングプアになることで実際に、
・女性から見る結婚基準からの脱落(目安年収400万)
・出会いの減少(交際費に回すお金がない)
・収入に対する養育費の負担増加
といった点で、未婚・晩婚化や少子化が促進されていく。

また、カップル率が高いと言われる派遣労働者であるが、その際避妊具に対してお金を回す余裕がないがために経済基盤を持たない状態で子供を作ってしまい、その子供が環境や勉強の面からワーキングプアになるというスパイラルが形成されているとも言われている。

低所得者にとっては、上記のような点が問題ではあるが、逆に視点を反対側にずらすと、高所得者でもセックスレス化が進んでいる。
これは高所得になればなるほどプレッシャーが高まりEDになる確率が高いことや、物理的・体力的にセックスをする余裕が失われていくことが原因だと考えられる。
労働時間が増えれば増えるほどセックスをする回数が減少していくことが統計として出ており、労働時間過多だと言われる日本は(文化的・精神的側面もあると思うが)、フランスが年間のセックス平均回数120回なのに対して、年間45回という数字が出ている。
平均セックス回数は、妊娠率とも密接に関わっており、フランスが合計出生率を近年持ち直したのに対して、日本のそれが下がり続けていることは決して無縁ではないだろう。

政府は、ピンポイントの対策ではなく、もっと包括的な少子化対策、ひいてはワーキングプア対策を打っていく必要があるのだろう。

Thursday, 9 July 2009

【Clipping】 AERA 2009.6.8号より

AERA 2009年6月8日号
「ロスジェネの怨みが暴発」より

最近、20代後半~30代手前の世代の重い犯罪が取り沙汰されるケースが多い。
中央大学教授刺殺の容疑者は28歳。
一年前の秋葉原の無差別殺人の容疑者は当時25歳。
JR荒川駅での無差別殺傷の容疑者は当時24歳。

この世代、特に2004年の大卒就職率は55・8%で、実際に現在の全派遣労働者のうち4分の1を占めている。また、この世代における死因のトップが自殺であるというデータも出ている。

99年は超就職氷河期と言われ、そのため現在の30代の中で非正規雇用の人間が多く、非常に苦しい状態にあるというのはニュースでもやっているが、この氷河期と同時並行的に行われていたゆとり教育導入の本格化によってある意味問題は複雑化したとも言える。
「自分らしく生きろ」との教育方針の下で生産されたのは、勿論成功した部分もあれども、結局のところ学力の低下や協調性のない人間だったとも言えなくもない。そして好き勝手「自分らしく」生きていては結局のところ、その先のキャリア形成が難しくなるのではないかと思う。

また上記に加えて、少子化問題により両親が子供を溺愛する家庭が増えた事で、うたれ弱く・傷つきやすい、しかしながら自己愛的万能感を持つ人間が生産された。そのような人間は実際に社会に出たときに立ち位置を見失い、他責的な行為を取る傾向が強い。

景気の悪化、教育システムの変更、少子化問題・・・色々な要素が重なった結果、環境の悪化と、その中で生きていく強さが欠けた人間が拡大自殺という凶行に走っているとも言えなくもない。
人間の心はそんなに強くないのだから、一つ一つは大丈夫でも重なってしまうと擦り切れてしまうもの。

根が絡みあっていて解決はとても難しい、けれども、それ故にとても重要な問題。

Review【「派遣のウラの真実」】

「派遣のウラの真実」
渡辺雅紀著



その4割~5割がワーキングプアだと見られている派遣労働者であるが、彼らの多くが劣悪な労働環境の下で働いている。
正社員から壁を作られたり、苛められたり、その実態は様々なようであるが、その背景として今まで多くの派遣労働者がすぐに仕事を辞めてしまったり、派遣会社を騙したりといった背景があり、その積み重ねが現在の状況を作り出した一因だとこの本では指摘している。
勿論、一概にそれだけが理由とは言えないが、事実として派遣労働者が厳しい環境下にあることで麻薬、治安、金銭問題、その他犯罪、自殺といった問題へと波及していることは事実である。

また、逆のサイドから見ると違法に走る派遣会社の存在が挙げられ、二重派遣や保険をかけないなどの違法行為に準ずることを行っているという事実がある。

また、外的要素として価格破壊が派遣業の中でも始まっているため、これも派遣労働者・派遣会社の両方へと悪影響を及ぼしていることは想像に難くない。

Review【「ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る」】

そんなワケで、
最近興味深々なワーキングプア問題ですが今回読んでみたのは、

「ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る」
門倉貴史著

仮にワーキングプア(以下WP)を所定内給与で年収200万未満と仮定すると、厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」(2005年度版)ではその数が約547万人(男女比は2:3)にのぼり、これは調査対象の4分の1となっている。また、2006年度の調査では全体で約1023万人がWPとなっており、この事からもWPが小さな問題ではなく、極めて大きな問題であるということができる。
また、違う側面に目をやると、日本で生活保護を受けている家庭100万世帯、150万人に上ること。15歳から34歳の非正社員数 600万人がいること。派遣労働者数が約230万人いることなど、WPを生み出す様々な要素が透けて出てくる。
特に非正規雇用のWP率は極めて高く、アルバイトやパートのその9割がWPなのに加えて、派遣社員で46.2%、契約社員・嘱託で42.4%がWPに該当するという数字が出ている。

一度非正規雇用となった場合、事実としてそこから再び正規雇用になるには大きな壁があり、生涯年収の面でも約5倍の開きが出てくる。具体的な数値は以下。
標準的正社員:2億695万1711円(22歳~60歳)
短時間労働者:4692万9959円(18歳~60歳)

そんな中、この本でフォーカスがあたっている対象が2つ。
1つは中高年のWP。彼らがWPになるのは会社の倒産・リストラが主な原因となるが、中高年の場合、消費の履歴効果でWPであることの負担が非常に大きくなる。具体的に言えば養育費・住宅ローンが重く圧し掛かるのである。
40代・50代の自殺数が1万人をoverしており全自殺者の4割を占めるということにも大きく関わってくる。

また、もう一つの点として、若年層のWPも増えており問題となっている。全体的な学力が低下しているのにも関わらず、企業側の採用基準は厳しくなっているという雇用のミスマッチや、学歴による歴然とした収入の違いがその要因である。

そして、何よりも問題なのはそれが対岸の火事ではなく、WPが大量に発生することが、犯罪数の増加や少子化、また労働力を失った企業における正規雇用者の心のWP状態の発生など様々な問題に波及していくということ。
これを効果的に解決していくには、本当に包括的な政策が必要になると思う。

Wednesday, 8 July 2009

キャリアフォーラム東京2009に参加してみて

キャリアフォーラムでは英国留学時の9月生(自分より半期後の留学組)にチラホラ会いましたが、それ以外に特に目立った収穫は・・・とりあえず今の内定先に行く決心がついいたこと位笑

先週のマイナビのやつに比べると、その場でレジュメ・履歴書回収→面接のパターンを取っている企業が多かったという雑感はありますが。
あと毎日先着何名にもらえる商品券が意外にクオカードだったという・・・できればJTBの商品券であってほしかった笑
まぁ立川のオリオン書房(アレアの方)では使えるみたいなので、そのうちまた本を大量買いするときに使わせてもらおうかと。

キャリアフォーラムでの数少ない収穫にうちの一つが、プロのキャリアコンサルタントの方に自身のキャリア形成について相談できたこと。両日行ったので別々の2人からアドバイスをもらえました。

とりあえず、英語だけでは力不足だ(それはキャリアフォーラムを通してまた再確認したけど)と思い、今内定を頂いているITの会社でITのスキルを身につけることにしたのですが、その際のキャリアパスとして最もメジャーなのはITコンサルに転職するというもの。
それは誰しもが容易に思い浮かぶものだと思いますが、それ以外にも選択肢があるのかということと、実際にキャリアを形成していく上で念頭に置くべきことについて具体的にアドバイスしてもらうことができてラッキーでした。あと、人材関連の会社の方から第三者的な目でのIT業界で働く人の印象・雑感を聴けたのも収穫。

まず転職に関しては、コンサル以外にも職種や扱う案件によってはマーケティングやリサーチへとキャリアをステップさせていける可能性があるということ。
そして、その転職を円滑に行うためには、キャリアに一貫性を持たせつつも、やってきたチャンスには飛び込む積極性・柔軟性を持つということ。ストーリーとしては一貫性を持たせた方が説明しやすいし分かりやすいですが、そこに縛られるのではなく、自身の幅や深みを持たせる選択をすること。
あとは分かりやすい資格というメジャーも重要だけど、それ以上に転職は実績重視であるということ。また自分自身を上手く伝えるコミュニケーション能力を磨くこと。この辺りが転職を踏まえた、またそれ以上に社会人として念頭に置くべきこと。
キャリア形成については、社会人になると時間がなくなるので、それまでに自己分析をしたり、計画された偶発性(planned happenstance theory)というキーワードをもらいました。
そして、第三者から見たIT業界で働く人は、日々更新される技術に追い付くのが大変そうであり、それが定年35歳という概念を生み出している一部だといえるとのこと。

とりあえず、ここで得た情報を咀嚼して、自身のこれからに活かしたいと思います。

就職活動を終えて

mixiの日記「wish upon a star」(http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1219662133&owner_id=976043)を改訂。

行ってきました。東京キャリアフォーラム2009。
とりま、そこに対する感想はまた別ログで書くことにして、本日をもって就職活動の全行程を終了いたしました♪

帰ってきたのが3月末、本格的に就職活動を始めた4月、何もやる事がなかった&やる気が起きなかった5月、気分を変え、考え方も変え、連日就活だった6月。
この不況の中、他の学生よりも遥かに短い就活期間であったことは、良くも悪くも巡り合わせだったと思います。
あとは人との出会い、人からのアドバイス、皆様に感謝です。

今の内定先に行くことは、ぶっちゃけてしまえば、
“Not plan A but plan B.”

自分の中で思い描いたプランはこんな感じでした。
でも、A~Eまであったプランの中で自分の気持ち的にbestじゃなくてもbetterではあると。
また、どのプランでも将来がどうなっているかなんか、結局のところ外的要因が大きいから、ここではいかに自分の心や意思と現実の間に落とし所を見つけるのかという所が大事。

内定先に決めた理由は、名前が似ている(しーえすけー:しーなゆーすけー)とか、親しみやすい先輩と、尊敬してる先輩がいる・・・というミーハー的要素もありますがw、何よりも今ある自分の能力に、他の目に見える武器を加える必要性があると思ったから。

就職活動を通して思いましたが、
定義はともかくバイリンガル(英語のできる人)や、
企画を運営したことのある人や、
インターンをしたことのある人っていうのは世の中に沢山いるわけで、
今のままの状態では横並びでジリ貧だと思いました。

またそれ以上に、
目に見えない上手く言語化・視覚化できない力を持っている人も沢山いたと思います。
そしてそれが想像以上に他人から評価されていなかったと思います。

むしろ人の本質的な力はそこにこそあると個人的には思いますが、よっぽどのコミュニケーション能力がない限り、人に作用・影響する情報は目に見えるもの(学歴・資格・実績・・・・etc)ということになると思う。
特に、これから付き合っていくのは、今周りや学部にいる理解度の高い友人や先輩後輩ではなくバッググラウンドの違う赤の他人なのだから、ますます上記した要素は重要になってくると思う。

そういった観点から、内定先に就職先を選んだのは、
・教育に対する姿勢が高評価(東洋経済「経験・専門知識を身につけられる」就活ブランドランキング4年連続1位)
・英語を使う機会の際に手を挙げやすい(バイリンガル人口が比較的低い)
・将来的にPL・PMをやるチャンスがある
という3点。
とりあえず、入社3年でIT系のスキルと、独学で中国語を目に見える形(資格化)として身につけようと思います。美人人口が多い韓国語もできたらマスターしたいけど笑

今の日本は数字的には総人口の24人1人、労働人口では4人に1人が年収200万以下のワーキングプアであるとも言われ、最悪のシナリオを仮定するならこの割合はもっと増えていくでしょう。

そんな世の中で、
資格や実績と、英語でいうinterpersonal skill(目に見えない個の力)を伸ばして積み重ねていくことが、自身のためにも、その周りの社会のためにも、とてもとても重要なことだと思います。

一日前の七夕にかけるわけではありませんが、
If I wish upon a star, …
10年後も、20年後も、できたらその先も大切な人達と笑い合っていますよーに。

後半完全に就活の話から路線がずれましたがw、いちお就活終了しました日記でした♪

今日からは就職活動でなく、人生活動に勤しみます。

そいでは。

Review 【「現代を読み解くラブホテル人間学 欲望のマーケティング」】

「現代を読み解くラブホテル人間学 欲望のマーケティング」
亜美伊 新著





そもそもこの本に興味を持ったのは、とてもお世話になっている(といっては語弊があるが)ラブホテルというものが留学時にいた英国をはじめ、外国には全くなかった、また文化的に存在しなかったことから、日本人の精神性と強く結び付く要因がどこかにあるんじゃないかなと思ったから・・・というのは建前で、残りの9割位はただの興味心と助平心です笑

感覚的にラブホテルの話をしても、特にそれに対する特別な偏見・感情を持っているわけではありませんが、何となく世の中から偏見はあると思います。
でも、日本に男女がいる限りラブホの需要がなくなる事はない。世の中不景気でもなくならない産業は衣食住だけど、もしかしたらそれにプラスして衣食住ラブホがどんな不景気になってもなくならない産業なのかも知れない笑

この本によると、ラブホの発祥は戦後の連れ込み旅館から。そこでは、四畳半に布団一式的な簡素なものだったみたい。他の宿泊施設と区別するために「♨」マークをつけていて、これがひっくり返ったクラゲみたいだったことから、「逆さクラゲ」とも呼ばれていたとか笑
That’s trivia.
その後郊外の高速道路沿いに休憩所としてできたモーテルがラブホ的機能として使われるようになり、その後多機能型のホテルが都心部で発展、今の形にいたるとのこと。

この本で一番興味を覚えた点は、一昔前のラブホテルの方が、現在のラブホよりも売り上げが良かった事とその理由。
現在のラブホは一般的に女性に意見を反映した綺麗で快適性の高いデザインのホテルが多いと言われているらしいですが、ちょっと昔のラブホテルは非日常性や淫靡度を演出する回転ベッドやら、全体鏡張りの部屋やら、その他もろもろの奇抜なデザインが凝らしてあったと。それらがなくなったのは、女性の表層的な意見を取り上げたり、法令が変わって規制が強くなったりした事がその要因みたいですが、とりあえず売上は一見不合理な設備を合理化したことによって逆に下がってしまったと。

言い方に語弊があるかも知れませんが、
「日本人は器で食事をし、外国人はカロリーで食事をする。」
といった感じの言葉が本の中に書かれていて、これは言い得て妙だなと思いました。

日本人は直截的な悦楽よりも、少し曲がった感じを好む所は、個人的な意見ですが、確かにあると思ってるし、フィジカルよりメンタルな感じの精神性・考え方が多いと思う。

ホテルが合理的に小奇麗になってしまったことで、そこがただセックスするだけの場所になってしまい、そこにあった背徳的な悦びとか非日常性によって満たされる精神的快楽が減ってしまったという旨の事を筆者は書いていたと思います。

懐石料理がハンバーガーになってしまったみたいな感覚でしょうか笑
「食えればいいってもんじゃない。」という事だと思います。

しかしながら、機能の多寡はあれど、日常から隔離された非日常の場所といえるラブホテルが日本にしか根付いていないという事から、日本人の精神性がやはり「カロリーより器」な志向であるという事を示しているといえる。

なかなか興味深い本でした笑

Sunday, 5 July 2009

reverse

真実と幸せが人の数だけあるのだから、
それはきっと、すぐそこにあるもの。

人は自分が愛しているケレド、受け入れらないものを激しく¬する。
愛の裏返しは嫌悪。

無関心はそのどちらでもなかったりする。

Saturday, 4 July 2009

Review 【「今日、派遣をクビになった 15人の底辺労働者の実態」】

レビュー
「今日、派遣をクビになった 15人の底辺労働者の実態」
増田明利著



派遣労働者のクビ切り、そこから派生するネットカフェ難民などが問題となって久しい今日この頃。
就職活動をある程度やってみて、やっぱり世間には良くも悪くも学歴フィルターがあるし、男女差別(区別?)もあるもんだと思った。
それを踏まえてこの本のレビューを考えてみると、
一昔前まではある程度の大学に入って、ある程度の企業に入社し、そこで定年まで働くというスタイルが恒常的に景気が右上がりだった日本で一般であったし、それが最良の選択だった、またそう考えるのが妥当だったと思う。その後、一定のレールに敷かれて生きる事の窮屈さからフリーターや派遣労働者として自身の裁量で自由な時間を多様に生きる生き方に憧れる、また意図的に若しくは外的にレールから逸脱した人間のある種の落とし所の生き方としてそのような生き方も許容されているかのように見えた時期もあったと思う。

しかしながら、結局、今現実として残ったのは年収250~300万以下の貧困ラインで貧窮する人間。

欧米のキャリアステップが経験重視で大変ながらもある程度のflexibilityがあるのに対して、 日本のソレが極めて柔軟性に欠けるものだと思う。基本的にある程度のレベルの大学に行って、ある程度の企業に入り、そこで長年勤めなければ安定した収入は見込めない。転職という手段もあるが、よほど力がある人間でないとソレも難しい上に一度ドロップすると再チャレンジも半端なく難しい。
これは私見だけど、日本の企業は「●●企業の人間」というステータスを重要視する傾向があると思う。企業内でジェネラルな人材も、社外に出るとジェネラルとは言えない。良くも悪くも、入社した企業に特化した人材で、それもある意味転職を難しくしている。
新卒一括採用という他の国に比べると特異である就職システムはとても特異だと言える。

そこに個人的に疑問もあったりするけど、
とりま、そこはおいといて実際のデータの話に。

この本に載っているデータだと、派遣労働者の年齢は20~34歳で60%を占めていて、尚且つ学歴に関しては大学以上が25%程度なのに対して、中卒・高卒・高専・短大卒等で残りの75%を占めている。ついでにこの本を読んだ感触だと、大卒でのフリーターは就職活動の際に失敗して希望した就職先に入れなったことによるドロップアウト組が多いように感じる。

つまり、一度レールに乗って企業の中である程度の地位・ステータスまで来ている40歳以上の人材はリストラ等で職を失わない限りは派遣労働者になる事が少ないのに対して、現在、若年層はまず大学までは少なくとも出なければ将来ロクな収入を得られない可能性が高く、大学生に至っても、学歴フィルターがある以上、ある程度の大学に入って就職活動を有利に進めてドロップアウトしないだけの理由・環境がある企業に入らないと、そこでドロップアウト→派遣労働へのパターンが十分考えられる。

世知辛い。

いちど派遣社員になると、そこから再び正社員に這い上がることは時間が長引けば長引くほど難しくなる。また、派遣社員は正社員とは違い生活が保障されているわけでもなく、そこで行う仕事も正社員があまりやりたがらないスキルのつかない単純作業・ルーティンワークがメイン。

色々な夢を持ち、夢を追うことは人間としてとても重要な事だし、社会や国家はそれを保障するべきだと思うけれど、一方の現実として極めて・極めて厳しい現実と、それに対する「覚悟」を持つことが今とても重要なことなのだと思う。

Review 【ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序】

先週映画館で破を見ましたが、今週は金曜ロードショーで「序」を見ました。
アニメ版を小学校5~6生の時に見ていたことを考えると、あれからもう10年も経つんだなーとよく分からないポイントで感慨をもったりします。 
ふふ笑

アニメ版に比べると各々の使徒のディティールが凝っていたり、ちょっとセリフが変わっていたり、・・・あとやっぱり全体的に絵が綺麗だなと。
主題歌の宇多田ヒカルの「Beautiful World」はとりあえず、神ですね。



そもそも、なんで子供の自分がエヴァを好きになったのかと思うにつけ不思議です。決してメカがカッコイイとかヒロインが可愛いとかではなかった気がするけど(渚カヲルは好きだったけど)、果たしてストーリーが好きだったかと言えば、全く持って理解できなかったことが記憶にあるので、そうでもない。
うーん、なぞ。
そういえばこの映画って、アニメの最後でよく分からなくなった世界がもう一度再生してる感じなのかとセリフとかでふと思いました。
とにもかくにも、次回作が楽しみだ♪社会人になっているけど、必ず見に行きます。

Thursday, 2 July 2009

選考FB

内定を頂いた会社で今日個人面談があり、意思確認(?)とともに、選考のFBがありました。

面接のFBはこんな感じ。

一次面接
面接官:現場の社員+人事
◎基礎能力が高そう、リーダーシップがありそう
×自己顕示欲が強い、扱いずらそう(頑固)、喋り方がスムーズ過ぎる(自分の言葉か分からない)
⇒能力が高そうということで通過

二次面接
面接官:社内でPMとして有名な人
◎PM、PLの素質と経験がある。誠実で礼儀が良い。
×喋り方がスムーズすぎる

三次面接
面接官:グループ会社の社長
◎誠実で好感が持てる。冷静、まじめ、うたれ強い。
×一見ひ弱

一番心配だった一次面接がやっぱり突っ込みが多かったなと感じました。
あと、事前に準備し過ぎると、「(キャラとか動機を)作っている」と思われるんだなと強く感じました。
ついでに人事の方には「一見普通そうだけど、毒を持っている感じがする。」というコメントを頂きました。そうです、腹黒なんです。

あと、筆記試験の思考分析の結果ももらって、意外とあったているなぁと思ったり。
0→1よりも、1を2とか3にする作業が得意だったり、1人でやるよりもチームプレーの方が頑張れたり。

とりま、昨年は350人位取ったケド、今年は厳選して100人しか取らないということで、面白そうだなと思うので、ここの企業に決めようかなと思います。

英検一回パスして、ITパスか情報基礎技術者を入社前に取りますわ♪

hanjiro 5

http://emeets.jp/pc/artist/2915.html

Review 【Doubt】



「SAW」や「CUBE」といった映画と同じジャンルのソリッド・シチュエーション・スリラー。

主人公(or複数の人間)が平凡な日常から急にあり得ないくらい倒錯的(≒殺人)な状況に放り込まれ、そこで起こる人と人との疑心暗鬼や人間のエゴといったものを浮き彫りにしていくようなタイプのストーリー。

「SAW」や「CUBE」は自分で借りて見たことはなく、飛行機の映画放送でボーっとしながら見たくらいの記憶しかないから微妙だったけど、なんだかドキドキして見た記憶があった。
そして、今回のこの漫画。
最後の落とし所は「あぁ↓↓」な感じだったけど、そこまでの持っていく形はホントにハラハラドキドキで、漫画でこんな感覚を味わったのは初めてかも。

面白い作品でした。

Wednesday, 1 July 2009

hanjiro 4

http://emeets.jp/pc/artist/2915.html

マイナビ国際派就職 EXPO2009に参加してみて

世銀の説明会で隣に座った子が顔は完全外人なのにバリバリの大阪弁だったり、
JETROのインターン入れ替わりで入った子にばったり出くわしたり、
はたまたAngelのSainsburyでばったり出くわしたサークルの先輩に遭遇したり、
今年卒業した動機が受付やってたり、そしてスウェーデンで出会った人に偶然会ったり、
しまいにゃFacebook上では繋がっているケド、リアルでは会ったことない人に会ったり・・・

色々ありました国際派就職EXPO 2009@東京ビッグサイト。
JTBの商品券3000円分頂きました!あざーす。
両日先着300名に各1000円分、両日皆勤だとこれまた先着300名に+1000円と、なんていい制度なんだ。ありがとうマイナビ。
この3000円は・・・デートにでも使おうかな。
貧乏ではデートもままなりません。世知辛い世の中です。

バイリンガル向け合同説明会といった感じの本EXPO。
とりま、説明を聞いたのは、世銀・富士通・丸紅・JTB(GMT)・IMF・NHK・MARSです。国際関係の期間はやっぱ修士とか博士が必要なので、一回働いてからだなぁと思ったり、マースの人事も一般社員もイケメン・美人揃いだなぁと思ったりしましたが、それ以上に思ったのは、

「バイリンガルって多い!」

の一言。
多分2日間通して延べ2000人位来たんじゃないかと思う参加者ですが、そのうちの殆どがバイリンガル(の定義はさておき)だったと考えると、もはや英語喋れるだけでは人材市場で殆ど価値が出ないという事が強く意識づけられた。
イメージとしては100点満点のテストで80点が論述、残りが選択式の問題だとして英語の能力は後者。加点されることはあれ、その数値はあまり高くない。

そういうことと、英語の力がほぼ限界強度まできていることを考えると、今内定をもらっている所で、ITのスキルを身につけることで、英語力との掛け合わせを狙うことが重要だと思いました。

いやー将来設計ちゃんとしなきゃな。


あ、下のは最近DLしたマインドマップ作成ソフトで作ってみました。
上が富士通、下が世銀。




明日は内定先の企業に行ってきます♪

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